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詰将棋考察ノート

詰将棋に関する考察あれこれ。

詰パラ2019年1月号感想

読者のほとんどが2月号を既に手にしているであろう状況で今さらですが、詰パラ2019年1月号の感想を。


■表紙
作者には形だけでなく手順の充実も望みたい。しかし今後に期待。

■斎藤慎太郎王座祝賀詰
結婚祝賀詰ではないので、合が無くても問題ない?

■詰将棋学校
比較的考えやすそうな作が多いかも?
解答をお待ちしております。

■全詰連の頁
柳田会長の昔の発表作に「初形『31』、31玉、31手詰」というトリプル条件作があったはず。
使い回しをしないのが作家の矜持か。

■ちえのわ雑文集
暁将棋部屋、買わないと。
5手詰コンテストは出そうとしていた作があったが、推敲の結果駒数が減って条件を満たせなくなってしまった。

■結果稿
【小学校】
小16、やっぱり両方解いてもらうべきでしょこれは。
小20は誤解者数が大変なことに。

【短期大学】
安定して高品質なのが凄い。

【たま研作品展、詰四会作品展、九州G作品展】
地味ながら良い作が多かった。

【デパート】
①と③がやはり面白い。

■デパート出題
⑤は激レアな条件作。大学院に欲しかった。

■ほっとのイチ押し!
<コンセプト>詰パラのその月の出題作の中で「これは是非解くべき」と感じた作を1作選ぶというもの。
解答競争の関係もあり、原則として詰棋校の出題作は対象としない。また、放っておいても高評価になるであろう作や、難解過ぎる作も対象としない。
今月はこの作。
◇裏表紙 藤井聡太七段作
これは今月最優先で解くべきだろう。
変化が複雑だが、一番それらしい手順が作意なので、それほど難易度は高くない……か?



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  1. 2019/01/31(木) 23:00:00|
  2. 詰パラ感想
  3. | コメント:0

第ч回裏短コン 振り返り、集計結果、総評など

★遅くなってしまいましたが、第ч回裏短コンの振り返り、集計結果、総評などです。


■手数・条件について
★今回の裏短コンの条件は、
 ・盤面枚数 11枚以上の7手詰
 ・タイトル必須

 というもので、裏短コンの原点に立ち返りました。
★ジョーカー(作者一覧に名前があるが出品していない)は、今回は用意せず。前回は5手詰だったため、作品を解くだけでは物足りない方のために推理要素を用意した、というものでした。今回は手数も伸びており、無くてもいいかなと。

★作品についてですが、今回は無茶した作は少なかったように思います。ただし上位作はハイレベルで、満足いただけたと思います。
★ニコ生実況も大変でしたが、楽しかったです。例によって解説のネタ集めに時間が掛かっていました。
★ニコ生の解説は舌足らずな面があり、ブログ解説で補完しようとしましたが、毎日更新はなかなか大変ですね。

■最終順位
★改めまして、最終順位です。
優勝 2.858 「scissors」 有吉弘敏
2位  2.842 「Double Schiffmann」 相馬慎一
3位  2.736 「虹色カノン b)21王→84」 ほっと
4位  2.715 「天と地と」 絶対優勝するマン
5位  2.669 「インスタント稲妻」 太刀岡甫
6位  2.665 「ブログでネタバレ」 三輪勝昭
7位  2.621 「強肉弱食」 シナトラ
8位  2.595 「三味一帯」 奥鳥羽生
9位  2.590 「突進」 馬屋原剛
10位 2.558 「〇〇手筋」 青木裕一
11位 2.454 「寄せてはかえす」 ルモ
12位 2.429 「ダイビングブロック」 梶谷和宏
13位 2.424 「車飛蝗擬」 園川
14位 2.419 「裏七味」 おかもと
15位 2.393 「イケてないのにスカしてる!」 竹中健一
16位 2.377 「紛れのために裏稼業」 野々村禎彦
17位 2.324 「唯一の捨て場所」 くじら
18位 2.276 「キューティーC」 あたまかな
19位 2.130 「エデンの園配置」 soga

★上位作を見ると、やはり看寿賞作家の強さが目立ちました。

■順位予想的中者
三連単(1~3位順番)
的中者なし

三連複(1~3位組合せ)
おかもと(2位と3位が逆)
ルモ(1位と2位が逆)
★これはお見事!

馬単(1~2位順番)
園川、太刀岡甫、野々村禎彦、三輪勝昭

馬連(1~2位順番違い)
シナトラ、馬屋原剛 、高縄山ろく

ワイド(1~3位から2作)
NZ、イキロン、みつひさ、青木裕一、嵐田保夫、大瀬戸、奥鳥羽生、梶谷和宏、絶対優勝するマン、相馬慎一、竹中健一、山下誠

★上位は比較的予想しやすかったようです。
 余談ですが、自分が高い点数を付けた作をそのまま順位予想に反映するかどうか、は難しいところ。

■ベストタイトル投票集計
1位   7票 「天と地と」
2位   6票 「虹色カノン b)21王→84」
3位   4票 「裏七味」
4位   3票 「イケてないのにスカしてる!」
5位タイ 2票 「インスタント稲妻」「強肉弱食」「寄せてはかえす」

★「天と地と」がトップ!
 ちなみに8位タイ(獲得1票)は3作、投票なしが9作。前回と比較すると、票が入った作が少なくなっており、なかなか興味深いです。

■作者予想の集計
★意味があるかどうかわかりませんが、全作の作者予想参加人数と的中人数です。
タイトル作者予想[人]的中[人]的中者
「ブログでネタバレ」三輪勝昭98イキロン、シナトラ、まつきち、ルモ、青木、有吉、絶対優勝するマン、太刀岡
「ダイビングブロック」梶谷和宏74あたまかな、青木、太刀岡、三輪
「三味一帯」奥鳥羽生90
「紛れのために裏稼業」野々村禎彦80
「唯一の捨て場所」くじら70
「イケてないのにスカしてる!」竹中健一93イキロン、奥鳥羽生、三輪
「裏七味」おかもと94ルモ、奥鳥羽生、太刀岡、三輪
「突進」馬屋原剛81イキロン
「キューティーC」あたまかな62ルモ、太刀岡
「天と地と」絶対優勝するマン110
「強肉弱食」シナトラ83イキロン、ルモ、太刀岡
「寄せてはかえす」ルモ72イキロン、シナトラ
「インスタント稲妻」太刀岡甫72イキロン、三輪
「scissors」有吉弘敏96シナトラ、ルモ、梶谷、絶対優勝するマン、太刀岡、三輪
「〇〇手筋」青木裕一80
「車飛蝗擬」園川71太刀岡
「エデンの園配置」soga80
「Double Schiffmann」相馬慎一117イキロン、シナトラ、ルモ、青木、奥鳥羽生、絶対優勝するマン、太刀岡
「虹色カノン b)21王→84」ほっと1211イキロン、まつきち、ルモ、青木、有吉、奥鳥羽生、梶谷、絶対優勝するマン、園川、太刀岡、三輪

★バレバレな作がいくつかありましたが、やはり全作の予想は難しいようです。
★全作を予想した解答者が7名。そして的中数トップは、9作的中させた太刀岡甫さんでした! 

■総評
★それでは総評です。今回、解答テンプレートに「総評など」と付けてみました。このためか、前回よりも多くの解答者に総評を書いていただけました。

おかもと
良問。
★さすがにすべて漢字二文字で語るのは無理があったのでは?

有吉弘敏
大変楽しめました。少しだけ作者予想もしました。
★改めて、優勝おめでとうございます。

竹中健一
枚数が多い7手詰となると、何か高度な手筋とかを使わないといけないのかなぁと思い、創るときにも苦労しました。
上位に予想した作品は、さすがだなぁと思う作品ばかりで、非常に勉強になりました。
ちなみに作者当ては、自作以外全く分からず。
こういう企画は、忙しい中にも締め切りを設けて詰将棋を創るキッカケになるので、今後も続けていただきたいと思いました。
有難うございました!
★こちらこそありがとうございました!

みつひさ
一題一題、夢中で解きました。
どれも面白い作品ばかりで、作者の方には感謝の気持ちでいっぱいです。
素敵な時間を、どうもありがとうございました。
また、運営をされたほっと様。
このような素晴らしい企画を運営してくださり、本当にありがとうございました。
今回出品することはできませんでしたが、解答者として大いに楽しみました。
結果稿も楽しみにしています。
★ありがとうございます。創作の方でも期待しています。

野々村禎彦
順位予想は評価順とは微妙に変えました。評価は差をつけないと意味がないので0・1・10を1作ずつ、他は2作ずつと広く分布させました。
超短編の難しさは構想のスケールと一致するので、解図に要した時間と評価はほぼ一致しました。自力で解ける程度の難しさの範囲でバラエティ豊かで満足!
★評点は真面目につけようとするとなかなか大変ですね。

梶谷和宏
レベルの高い作品ばかりで溜息が出ました。人の作品を見て感動するのもいいですが、自分自身ももう少し自己主張できるような作品を作れるようになりたいですね。まあ無理ですけど・・・
★満足していただけたようで。創作に関しては、向上心を持ち続けていれば、良い作をモノにできますよ!

あたまかな
前回0点もらったので点の付け方は把握できた。
今回はペッパーX(エックス)風味の判定をした。
テクニックより見た目を重視したい。自陣と金等は減点対象である。
タイトルはカタカナやアルファベットを使っておけば良いと思っていたが、今更だけど駄洒落は評価されないと気が付いた。
作者予想は一人だけは確実に当たる。
★一応1人は当たりましたけど。

山下誠
今回も個性あふれる作品ばかりで楽しめました。7手で表現できる可能性の大きさを再認識しました。
★自分も、7手でもいろいろできるものだなあと感じました。

絶対優勝するマン
今回は小林敏樹作を彷彿とさせる作品が複数あり、小林敏樹の偉大さを再認識。
★解説の関連作品の紹介で、小林氏の作品を随分たくさん使わせていただきました。

馬屋原剛
粒ぞろいの作品群で楽しめました。
★この詰2019、期待しております。

シナトラ
上位2作が飛び抜けている印象。全体を通して好作が多く、とても楽しめました。「虹色カノン」のような未来的作品も非常に楽しみにしています。
★来年は受験、ですよね。本業をあまり疎かにしないようにね。

嵐田保夫
全体的にスクリーンプレーによる収束の作品が多い印象を受けた。
★似た作が並ばないように、作品の配列には苦労しました。(笑)

まつきち
基本的には手順を評点の対象にしました。「うまい!」と思ったタイトルは加点要素にしました。ただ意味の分からないタイトルも散見されました(これを解答者の努力不足というのは勘弁してください)。
★作者としては、わからなければ軽く調べるくらいはしてほしいものですよ。

青木裕一
一部を除き、みんな上手く作っているなあ、というイメージです。
作者予想は全作しましたが、当たっている自信はありません。
★作者当ては18名中4名。二択まで絞り込めていながら外したのが何作かあったのが響きましたね。

soga
比較的解きやすく、楽しい作品が多かったです。ありがとうございました。
★楽しんでいただけたようでよかったです。

奥鳥羽生
分野は異なるが様々な「構想作」が多く、突出作なきため順位予想は混沌。三連複より五連複の方が当たりそう。作者予想も混沌、で、同一作複数作者指名・同一作者複数作指名という禁手。
★さすがに作者予想としては反則気味。

林石
ふと気付いた時には締め切り間際だったため全作解答できなかったのが心残りです...。
★解けたものだけでも解答いただければ。

園川
最終手まで妙手感のある作品が多くて楽しめました。
★短手数の場合、最終手まで工夫が求められる傾向ですね。

くじら
駒数に制限がないためか,本誌の7手短コンよりも面白かったのが正直なところ。2解など自分があまり触れない分野の作品も鑑賞できてよかったです。
★今後の活動も期待しております。

高縄山ろく
桂の手が多かったような。
★最終手が桂の作は印象が強くなりますね。

占魚亭
好作・力作が多くて、評点に迷いました。
★解くだけならともかく、短評と評点は割と手間がかかりますからね。

ルモ
参加することに意義があると応募。
ソフト解答は無しですが、解き始めてからレベルの違いを実感しました。
でも今回は解きやすい作品が多く楽しく解けました。
枯れ木も山の賑わい程度にしかなりませんが、また参加させて頂けると嬉しいです。
★いつもブログへのコメントありがとうございます。

三輪勝昭
まず出題数はこれが理想です。多過ぎるのは疲れるしダレる。今回はほとんどスラスラ解けました。
これならトップバッターにサラッと解ける作品を置く必要はないでしょうが、トップバッターに15球も粘られたけど、後のバッターは2・3球でアウトになってる気がしなくもない。
兎に角満足しました。
来年もお願いします。
★来年(もう今年ですが)は未定です。

イキロン
裏短コンらしさを残しつつ、全体的に洗練された印象です。作品で参加できず残念でしたが、それでもとても楽しませてもらいました。ありがとうございました。
来年はまた作品を出せるよう頑張りたいです。
★ニコ生実況を手伝っていただきありがとうございました。作品は是非。

太刀岡甫
駒が多いだけあって、全体的に表短コンより高密度に感じる。平均6点程度で付けたので少し厳しかったかもしれない。作者予想はかなり頑張ったが、半分当たればいい方だろう。ネットの創作競争はあらゆるレベルの人が気軽に参加できるため非常に有意義だと思う。ただ運営するのはかなり大変そうで、ほっとさんには頭が下がる。締め切り間際に慌てて作った作品でしたが、参加させていただきありがとうございました。
★作者当ては18名中9名で今回トップでした! 作品評も的確で感心させられました。



★最後に重要なお知らせです。
 次回の裏短コンは9手の可能性が高いですが、諸事情により、詰将棋考察ノートでの開催は困難です。
 つきましては、裏短コンの開催を引き受けていただける方を募集します。我こそはと思う方は是非こちらへ!
 TsumeNoteHotto●gmail.com
   (●を@に変えてください)




  1. 2019/01/27(日) 23:00:00|
  2. 第ч回裏短コン
  3. | コメント:3

第ч回裏短コン「虹色カノン b)21王→84」

★遅れてしまいましたが、何とか本日中にラストまで辿り着きました。


3位
「虹色カノン b)21王→84」
ほっと
ura4_19_Canon.png
a) 63成、74、66、同成、44、27成、43まで7手。

ura4_19_Canon_b).png
b) 43、同、44、27成、66、同、63成まで7手。

点数012345678910
人数01003124494

正解28 誤解0 無解1 評価無効1
得点2.736
人気投票 1位:2票 2位:2票 3位:5票
ベストタイトル投票:6票

★ラストは自作。出題時に『※本作は、この図 a) と、21王を84に移動させた図 b) の両方を解答してください。』という注釈付きでした。
 このように、出題図と、そこから少しだけ変更させた図の両方を解答する形式をツインと呼びます(図が1つだけで解が2通り、という場合もあります)。
 ツインでは、a)とb)両方合わせて作意であり、手順の対比が狙いとなります。

★まずはa) から。双玉なので、逆王手に注意しながら攻める必要があります。例えば、初手43銀は同角が逆王手。初手44歩も27飛成が逆王手。
 また、初手66桂は53玉とされ、26馬などで手は続くものの逃れ。どうやら53に逃げられると困るようです。
★このため、初手は63香成。74金と取りますが、ここからは逆王手を回避するように攻めます。
 66桂、同飛成で飛を逸らしてから44歩。27角成と角を逸らしてから43銀で詰みました。

★そしてb) 。今度は初手63香成では74金が逆王手。初手66桂は53玉で逃れです。また、初手44歩は27角成、43銀、53玉となってやはり逃れ。
★そこで初手は43銀。53玉なら26馬で詰みなので同角ですが、角を43に移動させておいて44歩と突けば、53玉には43歩成があります。27飛成と取りますが、66桂、同金、63香成で詰みました。
★さて、a) と b) の手順をよく眺めてみましょう。どちらも七種着手で、さらに着手する駒種の順番が逆転していることがわかります。これが狙いでした。

★7手で七種着手は誰でも思いつくネタで、作例も多数あります。ならば、ツインにしてa)とb)で逆順をやってみたらどうか、というところが創作のきっかけでした。
 当初は当然「飛→角→…→歩」と「歩→香→…→飛」で考えていましたが、桂香歩と歩香桂の箇所が難しく、早々に断念。
 いろいろ試しているうちに本図の原案(配置は少し違う)が得られたのが去年の8月末。それから2ヶ月間、他の構図を探し続けたものの、結局見つからず。
 11月に入ってからダメ元で推敲したところ2枚減りました。やっぱり推敲は大事です。

★a) の4・6手目および b)の4手目は成不成非限定です。また、b)では72とが不要駒です。ツインの理想には程遠いですが、自分の力ではこれが限界でした。

★タイトルについてです。「虹色」はいいとして、「カノン」は説明が必要でしょう。
 カノン(wiki)によると、「複数の声部が同じ旋律を異なる時点からそれぞれ開始して演奏する様式の曲」とあります。
★クラシックで最も有名なのは、パッヘルベルのカノンでしょう。

★とても美しいメロディですが、冒頭からしばらくの間、異なるパートが少し遅れて同じ旋律を演奏しています。

★しかし、今回のタイトルは、逆行カノンから名付けました。
 バッハの蟹のカノンなどがあります。

★楽譜は1つだけですが、普通に演奏するパートと、楽譜を後ろから前に向かって逆方向に演奏するパートがあります。
 それぞれのパートを同時に演奏すると、何とも不思議な響きです。
 この曲になぞらえて「虹色カノン」と名付けてみました。狙いはまずまず伝わったようで、タイトルもなかなか好評でした。
★余談ながら、詰将棋界で「蟹のカノン」と言えば、小湊奈美子氏の回文詰作品集でしょう。こちらからどうぞ。

山下誠
これは素晴らしい組曲。7種の手で対照的な響きのある手順を表現。

くじら
攻め方が逆になるわけですか!なるほど!

NZ
玉の位置で順番がガラリと変わるのが面白かったです。

占魚亭
攻方着手の反転。見事なツインですね!

高縄山ろく
ツインを組み立てる人は偉い。

大瀬戸
組み合わせ多く考えさせられた

林石
片方の手順の巻き戻しがもう一方に対応しているようで面白いです。

みつひさ
これは面白い! 回文みたいなツイン。条件が王移動だけというのが素敵。

おかもと
対虹。

馬屋原剛
攻める順番が逆になるのが面白い

相馬慎一
玉位置だけで攻方着手が逆順になるロジックが面白い! 玉方の応手飛角金が2解で異なるのもgood

シナトラ
7色を逆順で着手するという構成を王位置の違いだけで表現しており、とても興味深いツイン作品。aとbが回文になっていれば最高だった。

嵐田保夫
趣向上やむを得ないかも知れないが、凝った割りに手順はいたって平凡。

竹中健一
7種駒の着手でセットになっているのは上手いと思うが、手順的にはなんとも評価しがたい。
裏短コンならではの趣向的な要素は評価されるのかな。。。

野々村禎彦
作意ツインはユニークだが、代表的な筋ふたつを逆王手を利用して切り分けただけとも言う。
タイトルはダブル七色を意味しているのに、図面は余詰の関係で妥協しているのも印象は良くない。
★ここも少し残念だったところ。62と・72とのどちらかを金にできれば、使用駒が双玉七対子になり、タイトルがさらに相応しくなります。
 しかし、a)の初手66桂の紛れがかなり強力。色々な置き方を試しましたがどうしても余詰が消えませんでした。

soga
雨(う)乞い、虹待つ。
★b)「詰ましに行こう」で合ってます?

★作者予想ですが、そもそもツイン作品を発表したことのある作家がほっとぐらいしかいません。

あたまかな
見た目はあー‼自陣と金もダブルやん。
手順はホホーウ!どちらも7色で拘りが流石。
作者予想はルモ氏 外す人はいないだろう。
★外したのはあたまかなさんだけです……。

ルモ
香金桂飛歩角銀の七色着手が自玉の位置を入れ替えると逆順になるという、理解不能な凄い作品
作者予想:ほっと氏

園川
七色の駒が奏でるのは逆行カノン。ほっとさん作と予想。

有吉弘敏
タイトルが無ければ誤解していた。ほっと氏と予想。
ただ最初は、「虹色のカノン」(おかわりシスターズ)かとタイトルの解釈を誤解しかけた。。。
★タイトルを決めた後に、この曲があることを知りました。1985年の曲ですか。

太刀岡甫
候補手が3つあるのに、玉位置だけで1つに絞れるのが面白い。ツインの価値については勉強中ですが、手順七色は素人にも楽しめる嬉しい作り。
作者はほっとさん。

三輪勝昭
1図で2作になるのは良いけど、2題解を求めるのはどうかと思う。
まあ、それはどちらも解いてもらう作品なんで良いとして、僕にはこの作品どちらも同じ事をしていて手順前後の余詰の消し方が違うだけとしか見えないのだけど。
片方は別の詰まし方でないと面白くない。
そこで2題解なので点数を半分に割りました。
作者予想=ほっと作。
(a=自信あり、b=もしかしたら当り、c=当てずっぽう、d=参考にする作品がない作家)
★手順前後を消すのが難しいのです。特に、a)で順序を決めている論理が b)では使えない、逆も然り、という点が難しい。

奥鳥羽生
一周回って元の位置。創るのは難しそう。(ホットさん)

イキロン
ツインで逆順着手というのは面白い。ただ、「かえるのうたが」などと比較した際、双玉利用での限定など、作りはやや安易に感じてしまいました。
作者予想:ほっと

絶対優勝するマン
aとbで着手が逆になる。詰将棋原理主義者の自分には刺さらなかったけど、チェスプロブレム民にはウケそう。作者予想はほっとさん。

梶谷和宏
玉位置を換えただけで攻め方の着手が逆になるというのは凄い。タイトルから作者はルモさんかな?とも思いましたが、この発想はほっとさん!

まつきち
bが先に解けました。手順前後のアヤはaが勝る印象ですが、攻め方玉位置だけでうまく成立したもの。
着手が7種の駒というのがタイトルの意味?また攻め方の手順が逆順になっているのも好印象。
これはほっとさん?

青木裕一
「よくぞ実現した!」という感想しか出てきません。
自分だけツインだと微妙なので投稿募集時にツインを促したが目論見が外れた、という予想です。
★予想12名中11名が的中。今回の裏短コンで最多的中でした。ツインを手掛けている作者は、と考えれば自明でしょうか。

★最後に、似たようなことを実現している作品を紹介します。
■須藤大輔氏作 「シルバークロス」 詰パラ2017.1
ura4_19_Canon_Hosoku1.png
84、64歩、87、65、53、同、同引成、同、66、同、58、同成、55、同、43銀不成まで15手。
★1~14手目で、攻方は飛~歩の順列着手、玉方は歩~飛の順列着手という作。7・8手目が銀の着手で、ここで交わるので「シルバークロス」。最終手が銀なのもテーマと合致しています。



  1. 2019/01/11(金) 23:00:00|
  2. 第ч回裏短コン
  3. | コメント:2

第ч回裏短コン「Double Schiffmann」

★あと2作。


2位
「Double Schiffmann」
相馬慎一
ura4_18_Schiffmann.png
45飛、48金合、94馬、76香打、67桂、79香成、75桂まで7手。

点数012345678910
人数000100333710

正解28 誤解0 無解2 評価無効1
得点2.842
人気投票 1位:9票 2位:6票 3位:5票
ベストタイトル投票:1票

★看寿賞作家の相馬さん。どんな手順が見られるでしょうか。
★初手47桂や67桂は79香成と取られて手が続きません。まずは45飛と回ってみます。ここで応手がややこしい。
 48歩合は、47桂、79香成、94馬まで。もしくは94馬を先にして76合、47桂でも詰みです。
 そこで59に利かせて48に金か銀を合駒します。48銀合は同馬、同桂成、38銀まで。したがって2手目は48金合と決まります。
★3手目に67桂では79香成で逃れ、また47桂でも79香成、94馬、58歩合で逃れています。そこで、3手目は先に94馬とします。
 対しては79に利かせる76香打が最善。
★この局面がポイントで、47桂では59金打、同飛、同金で逃れ。
 67桂とこちら側に跳ねるのが作意。79香成に75桂と連続で跳ねつつ香の利きを遮る手がピッタリで詰みです。

★さて、タイトルにある“Schiffmann”(シフマン)とは何か? まずはこちらを参照してください。


■上田吉一氏作 2006.3
 第3回詰将棋解答選手権 初級戦 7

ura4_18_Schiffmann_Hosoku1.png
55馬、66香合、77桂、69香成、65桂まで5手。
★シフマンを5手で、最小限の駒数で表現しています。
 なお、詰将棋解答選手権実行委員会(編)「詰将棋解答選手権2004-2008」(2008発行)に収録されていますが、出題されたのは2006.3です。

★さて、相馬さん作では、5手目に67桂と跳ねた手に対して79香成、で76香が動きます。一方、47桂と跳ねた場合は59金打、同飛、同金、で48金が動いて逃れ。つまり、作意と紛れで二つのシフマンが表現されているわけです。これが「Double Schiffmann」の意図ですね。

作者
47桂67桂両方に備える2つの限定合が主眼。プロブレムらしい雰囲気は出てると思う。
★マニアックな狙いでしたが、解答者にはしっかり伝わっており、高得点でした。特に、10点を付けた解答者が最多。強い印象を残したことがわかります。

竹中健一
今回のNO.1だと思った作品。最初から最後まで引き締まった好作!
小学校なら半期賞取れるのでは?と思いました。

みつひさ
難解。47桂の変化に備えての金合は見え辛く、本譜は桂の2段跳ね。非常に密度の濃い手順。

山下誠
お互いの桂と香が派手に動いて、期待通りの詰め上がり。

おかもと
二跳。

野々村禎彦
45飛に香歩合は47桂、銀合は同馬なので金合だが、取って54香の筋が通ると詰まず、94馬で74香の筋を止めに行く。香打合で拒否するが67桂でタイトルの瞬間を経て、75桂で香筋を止めれば詰んでいる。チェスプロブレム由来の高度な構想を堪能したが、構図は固定されており華はない。

占魚亭
上田吉一氏作(解答選手権の5手詰だったかな?)を思い出しました。

馬屋原剛
金合された後の94馬がなかなか見えずに悩んだ。後半5手はいつかの解答選手権の5手詰を思い出した。(2006年上田氏作)
★類似性を指摘されてなお、この高評価。

嵐田保夫
出だしはあたりきたりだが、桂のソッポへの二段跳ねを実現させた構想は見事。

まつきち
2手目の金合が好防。他合では47桂がある!
タイトルは残念ながら意味がわからなかった。

大瀬戸
繊細さを感じる

soga
どちらに跳ねても合駒が生き返る

園川
ダブルの意味は作意の79香成に加えて5手目47桂の紛れでも合駒の金が動くということ?

くじら
2手目金合限定になってるんですね!変化と作意で跳ね違えるのもいい。

高縄山ろく
技能が半端ない。参った見事。

NZ
飛び駒の利きを止めたり通したりする楽しい手順でした。個人的にはこの作品が1位でした。

★作者予想です。

有吉弘敏
今回の白眉。2手目他合の変化が、3手目47桂と作意と逆に跳ね、
飛の効きを遮りながら早く詰むのもうまい。昨年と同テーマで園川氏と予想。

あたまかな
見た目はからくりありありぽい。
手順は飛び道具の万華鏡やー。
作者予想は馬屋原氏

三輪勝昭
scissorsと優勝争い。
馬単はどちらが頭か難しいが、馬連で堅い。
2手目の合駒は歩香合が作意が詰まず47桂しか詰まないなら2点足しも良い。
銀合は単純なんで変別でも構わないけど、合駒によっては桂の跳ね違いで詰むならプラス2点の価値があるとこで惜しい。
作者予想d=絶対優勝するマン作。ペンネームがネタでなくマジならこの作しかないでしょう。
(a=自信あり、b=もしかしたら当り、c=当てずっぽう、d=参考にする作品がない作家)

青木裕一
「Schiffmann」と言われて理解できる人が何人いるのやら。
ただ、この意味を知らなくても作品の凄さは理解できる。
タイトルと内容からして作者は相馬さん。

太刀岡甫
桂の跳ね出しが実に美しい。合駒の変化も落ち着いた配置もよく推敲されている。この筋はシフマンと言うのですか。勉強になります。
作者は相馬慎一さん。

絶対優勝するマン
上田吉一作の発展。5手目47桂だと48金合が、67桂だと76香合が動けるようになるわけか。タイトルの英語を調べて狙いは分かった気がするけど、チェスプロブレムに興味ないから刺さらず。
作者予想は相馬(慎)さん。

シナトラ
上田氏作のシフマン5手を知っていても感動。洗練された初形と、最終手まで緩まない手順には驚嘆するのみ。相馬氏実力発揮の秀作。
作者予想:相馬さん

奥鳥羽生
派手さはないが、玄人好みの主題。(相馬さん)

ルモ
優勝候補!!!手順も割り切りも凄い!嵌っても嵌っても楽しい、感動です
作者予想:相馬慎一氏

イキロン
これ、シフマンというのですね。桂の左右跳ねに対応させてダブルにしたのがエレガントだと思いました。面白いし、首位に推します。
作者予想:相馬慎一

★11名中7名が的中。バレバレだったようです。

梶谷和宏
2種の限定合駒もすごいが、この桂の2段跳ねが、よくぞこうも美しく決まったもの。優勝候補ですね。相馬さんかな。

梶谷和宏(12月になってから作者予想変更)
「Double Schiffmann」の作者予想を相馬さんとしましたが、園川さんに変更させてください。
今日(12/4)、詰パラ短コン32番を解いたら「どこかで見たなあ」と感じました。
たぶん作者は表短コンと裏短コンペアでつくったのでしょう。
★ありゃりゃ、最初の予想で合ってたのに。ちなみに短コン32番が本作と似ているのは単なる偶然でしょうね。

★最後に。有吉さんの短評にもありましたが、シフマンを実現した作は、前回の第ϻ回裏短コンでも存在しました。
 第ϻ回裏短コン「偽りの鏡」 園川 作
★上谷氏作も参考作品として紹介しています。こちらも要チェック!



  1. 2019/01/10(木) 00:01:00|
  2. 第ч回裏短コン
  3. | コメント:0

第ч回裏短コン「エデンの園配置」

★いよいよ今回の裏短コンにおける最大の問題作?です。


19位
「エデンの園配置」
soga
ura4_17_ed-en.png
18角、17玉、26銀打、同成香、同銀、16玉、17香まで7手。

点数012345678910
人数44433240200

正解27 誤解1 無解2 評価無効1
得点2.130
人気投票 1位:- 2位:- 3位:-
ベストタイトル投票:1票

★独創的な狙いの作を発表しているsogaさん。今回もまた前衛的な作です。
★初形は「ed」。盤面枚数は多いですが、先手玉に王手がかかっているので初手は18角しかありません。
 これに対して38玉なら、47銀、48玉、88龍とします。このとき後手の持駒は「桂3歩17」で、78に合駒ができないため、57玉、58龍まで。7手駒余りで詰んでいます。
★したがって2手目は17玉とします。以下は26銀打から成香を取り、17香と打てば詰み。7手で攻方の駒取り2回は理論上最多です。
★ここで詰上がりをよく見てみると、
ura4_17_ed-en_Hosoku1.png
★はい、「en」と読めますね。初形と詰上がりを繋げて読むと「eden」、エデンというわけです。アルファベット2文字の立体曲詰は前例がないはずです。

作者
タイトルのとおり、”ed”→”en”で合わせて”eden” になる立体曲詰です。
 ・残念ながら、nの文字が少し崩れています。
 ・eの存在意義がほとんどありません。
 (※2手目38玉の変化を47銀、48玉、88龍以下で詰ますため、花駒を含めれば必要駒。
  ・・・なのだが、そもそも変化処理の仕方を変えれば良い)
★しかし、本作の狙いはこれだけではありません。

作者
(続き)ある種の手番問題です。「エデンの園配置」で検索すると、同名のウィキペディアの記事が出てきます。
エデンの園配置
「エデンの園配置[中略]とは、セル・オートマトンにおいて他のいかなる配置からも到達できない配置を指す。」
★セル・オートマトンとは何か、というと、ある一定の規則に従って、セルの状態が変化していくモデルであり、代表的なものとしてライフゲームがあります。
 ライフゲームについては、次の動画を見ていただければ。ちなみに1~9まであります。
 ・ニコニコ動画 ライフゲームの世界【複雑系】

作者
(続き)「以前の状態が存在しない、つまり最初からそのように配置しない限り出現しないということから、聖書のエデンの園にちなんで命名された」
本作の初形は、18成銀周辺の配置により、(手順の合法性を前提とした上で)「他のいかなる配置からも到達できない配置」になっています。したがって、「エデンの園配置」と自称しても間違いではないと判断しました。(※もちろん不可能局面と呼ぶのが妥当です)
タイトルについては、直球のネーミングを使っても、おそらく素通りされるので、味消しにはならないはずと考え、そのまま使うことにしました。
そんな感じのネタ作です。

★これ以上逆算できない不可能局面、というのがもう一つの狙いでした。
★ネタ作にしてはなかなか凝った内容です。「エデンの園配置」という用語を初めて知った方も多かったのではないでしょうか。

馬屋原剛
噂の不可能局面。もしかすると立体曲詰なのか。謎多き作品

山下誠
立体曲詰「eden」は初めて見る趣向。評価に苦しむ。

園川
左側の配置が・・・。立体曲詰?

竹中健一
配置のほとんどが合駒制限用の駒というのがなんだか…
というか、これは18成銀はどこから来たの?問題か…

くじら
初形曲詰かな?手順ももう少し面白ければ!

まつきち
立体曲詰eden?残念ながら「e」の配置の意味が理解できなかった。
★一応合駒制限も兼ねていますが、どうやら受け入れられていないようで。

大瀬戸
読みづらかった

高縄山ろく
通は「パラダイス」と読む。

NZ
玉方の持駒を把握してなかったので、変化を詰ますのに時間がかかりました

占魚亭
いやー、これはアイデア賞ものかなぁ(笑)。

みつひさ
やられた! これで無駄駒無しなのか・・・・・

梶谷和宏
うわあ!ここまでやりますか。2手目38玉の変化に頭が錯乱し、盤に並べたらようやく先に飛車で王手してはいけないことに気づきました。

有吉弘敏
主旨は理解しましたが手順が・・。

野々村禎彦
「eden」の立体曲詰とは言っても手順が手順で、左辺の「e」は2手目変化の合駒を売り切るためだけの配置では…
ネタとして面白がった上で最低点を付けるのが正しい敬意の表し方だと思う。

おかもと
楽園。

奥鳥羽生
合法局面でないことだけはわかるが、全問解くより時間をかけて考えたが意図が分からない高尚な難解作。
★意図を汲み取れず、困惑した解答者が多かったようです。

★さて作者予想です。

太刀岡甫
少々強引だが、2文字立体曲詰が7手でできるのは驚きである。必要な駒数ぴったりで字形も美しい。エデンの園は不可能配置。深い。
作者は青木裕一さん。

あたまかな
見た目はそれしかないが嫌いではない。
手順は関係ない。
作者予想はくじら氏

ルモ
立体曲詰!作意は簡単でしたが駒の配置の意味付けがとても難しい意欲作
作者予想:奥鳥羽生氏

シナトラ
2文字の立体曲詰は史上初だろうか?発想に一本!
作者予想:あたまかなさん

三輪勝昭
最下位予想です。立体曲詰なんでしょうか。これだけ手順が詰将棋になってないと0点が3名くらいいそう。
作者予想c=あたまかな作。
(a=自信あり、b=もしかしたら当り、c=当てずっぽう、d=参考にする作品がない作家)
★4名でした……。

青木裕一
「e」の駒は一応変化で役に立っている?
おかもとさん予想。

イキロン
ed→enの立体曲詰に、不可能局面(禁断の果実のイメージ?)という発想は素晴らしい!よく調べてはいませんが、左側の配置が必要駒になっているのも細かいところながらちゃんと作ってあるなあという気はします。が、詰将棋としての評価は……(笑)
作者予想:おかもと

絶対優勝するマン
ednと見せかけてend狙い(順位が)と推察しました。詰将棋は作り物だからこの初形はありだと思うけど…。作者予想はおかもとさん。
★順位は当たりましたが。
★作者当てで的中者なしは意外な結果でした。情報工学系の用語であることがわかれば、この作者しかいないはずなのですが。

soga
(めっちゃ呆れられてそう)
★順位に関しては想定内な結果でしょうか。

★なお、不可能局面や手番をテーマにしたものについては、第ϻ回裏短コンでも作品がありました。
 第ϻ回裏短コン「?手詰」
 伝統ルールの価値観で評価すると、この手の作はどうも評価が低くなってしまいます。

★最後に宣伝です。詰パラで2月号・5月号・8月号・11月号に掲載されている「将棋パズル雑談」では、不可能局面についても扱っています。こちらも是非確認を!



  1. 2019/01/09(水) 00:01:00|
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