詰将棋考察ノート

詰将棋に関する考察あれこれ。

詰パラ2017年5月号感想

先月に引き続き、Web Fairy Paradiseについて再掲。
WFP107号(PDF)
教材に使えるフェアリー作品展の③は、既に結果稿も掲載。
ueさん解説お疲れさまでした。

第91回WFP作品展の91-9、91-10  ※解答〆切は6/15
に出題されています。
是非解答を!

Web Fairy Paradiseのページはこちら


さて、遅ればせながら詰パラ5月号の感想を。

■詰棋校出題
期末だから、というわけでもないだろうが、どこも力作が多い・・・。

■ちえのわ雑文集
見事な考察。この記事とは大違い。

■全国大会案内
多数の参加をお待ちしています。
握り詰は、この使用駒か。厳しい。

■解答選手権チャンピオン戦報告
臨場感のあるレポートになっており素晴らしい。
来月号の参加者のレポートも期待。

■将棋パズル雑談
今月も面白いのでオススメ。

■結果稿
全体にちょっと低調だったか?
[大学]
アクロバティックで斬新な構成。
あ、解説の構成のことです。

■第5回 ほっとのイチ押し!
<コンセプト>詰パラのその月の出題作の中で「これは是非解くべき」と感じた作を1作選ぶというもの。
解答競争の関係もあり、原則として詰棋校の出題作は対象としない。また、放っておいても高評価になるであろう作や、難解過ぎる作も対象としない。

今月は迷うことなくこれ。
◇デパート① 藤井聡太氏作
極上の出来。
本作に限った話ではないが、解図ソフトに頼らずに自力で解くことを強く推奨する。



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  1. 2017/05/21(日) 10:00:00|
  2. 詰パラ感想
  3. | コメント:0

詰パラ2017年4月号感想

最近、何故かWeb Fairy Paradiseにも進出してしまいました。
WFP106号(PDF)
(1)教材に使えるフェアリー作品展の③
(2)第91回WFP作品展の91-9、91-10
に出題されています。
どれも易しいはずなので、是非解答を!
なお、(1)と(2)でルール、解答締切、解答送り先が違うのでご注意を。

Web Fairy Paradiseのページはこちら


さて、遅ればせながら詰パラ4月号の感想を。

■詰棋校出題
院7について。
作品の評価は、作品の内容のみに基づいてなされるべきであり、誰が作ったか、というのは評価に含めるべきではない。
しかし現実には、多かれ少なかれ作者名も含めたうえでの作品評価になってしまっているのは事実である。
本作についても然り。そして、残念ながらマイナスの要素が多そうだ。
厳しい言い方をすれば、4名の作者も担当も、出題したらどう思われるかは十分予想できただろうに。

■半期賞発表
受賞作はどれも納得。その一方で、受賞に至らなかった作の中にも、受賞作に引けを取らない好作が多数あったと思う。
しかし、受賞作以外は、時が経つと忘れられてしまうことが多い。どうにかして埋もれさせないようにしたいところだが。

■結果稿
[中学校]
twitterでも指摘されていたが、用語の使い方に重大な誤りがある。
中3はブルータス手筋ではなく、単なる効き筋遮断。ブルータス手筋についてはこちらを参照。「遠打+効き筋遮断」がブルータス手筋だ。
ちなみに、担当者は3年ほど前にもブルータス手筋という用語を間違えて使用しており、頓珍漢な解説になっている。
(2016年11月号の名局ライブラリー参照)
間違っていることを本人にちゃんと伝えないでいるのも悪いのだが。

[大学院]
どちらも極上の内容。解かなかったことを激しく後悔。

[デパート]
「初入選とは思えない出来」とか「作者も会心の逆算」とか、うーん。
しかし、もしも事情を全く知らない人が解説を書いた場合は、このような的外れな解説をしてしまう可能性もある。

■第4回 ほっとのイチ押し!
<コンセプト>詰パラのその月の出題作の中で「これは是非解くべき」と感じた作を1作選ぶというもの。
解答競争の関係もあり、原則として詰棋校の出題作は対象としない。また、放っておいても高評価になるであろう作や、難解過ぎる作も対象としない。

今月はどれもしっくり来なくて困ってしまった・・・。
◇デパート⑤ 田島秀男氏作
明らかにコンセプトに沿わないが、1作選ぶならこれしかない。



  1. 2017/04/28(金) 00:30:00|
  2. 詰パラ感想
  3. | コメント:2

詰パラ2017年3月号感想

チャンピオン戦、ようやく納得の結果を出せました。



さて、詰パラ3月号の感想。

■詰棋校出題、作品展出題
解いてみて、あるいは初形・タイトルだけで「ああ、いかにも○○氏の作だ」と感じられる作が多いような気がする(と言っても作者名を伏せられたら殆ど当てられないだろうが)。

■結果稿
[短コン]
・15、形式的な美しさはNo.1。「初手と5手目の桂打ちが同じ地点」の作は私も発表しているが、行きと帰りで別の地点というパターンも考えていた(で、うまくいかず諦めて同一地点にした)。この構図は見事。
・25、一番好みだったので順位対象外となったのは残念。
 しかし「よく似た先行作がある」ということで順位対象外になるのであれば、順位対象外となる作は多数あるような…。
・好作が多かった一方で、盤面枚数や手数の条件に甘えた作(要するに、無理矢理9手にしたり無理矢理10枚に収めたりした作)もあったのは仕方ないことなのだろうか。

[同人室]
課題は初形81玉。作るだけなら簡単だが、81玉でなければならない必然性があるかどうか、を考えると途端に創作難易度が高くなる。
(判定その1) 左右反転すると意味が通らなくなる場合、プラス1点。(左右反転しても何ら変わりない場合は加点なし。むしろ右配置の方が自然な場合はマイナス1点)
(判定その2) 逆算が過不足なく、明らかに81玉からスタートさせる意味がある場合、プラス1点。(可もなし不可もなしの場合は加点なし。明らかに強引で無意味な逆算を施している場合はマイナス1点)
10作中、プラスになる作は残念ながら1作も無さそう。まあ課題が良くないということで、来期からに期待しよう。

[若島氏同人記念]
解説が読み物としても面白い。

[創棋会作品展]
いかにも「何か狙っています」と言っているような配置からの、期待以上の手順。若いっていいなあ(遠い目をしつつ)。

■第3回 ほっとのイチ押し!
<コンセプト>詰パラのその月の出題作の中で「これは是非解くべき」と感じた作を1作選ぶというもの。
解答競争の関係もあり、原則として詰棋校の出題作は対象としない。また、放っておいても高評価になるであろう作や、難解過ぎる作も対象としない。

第3回のイチ押し作品は、デパートの5作全部…と言いたいところだが、あえて選ぶならこれ。
◇デパート④ 岡 圭吾氏作
「1枚の攻駒に対して」「連続で」行うのは史上初。荒削りではあるが、凄いことをやっている。
作者はフェアリー界でかなり前からペンネームで活躍中の方のようだ。今後も注目したい。



  1. 2017/03/28(火) 00:01:00|
  2. 詰パラ感想
  3. | コメント:0

詰パラ2017年2月号感想

「偽りの恋人達」、好評ばかりで少々困惑。



今頃になって、詰パラ2月号の感想。
出題・結果稿とも、裏短コンの参加者の活躍が目立つようで。

■詰棋校出題
各校とも、1月号よりも明らかに難易度がアップしている……。

■ちえのわ雑文集
今月号のMVPは文句無しに金少桂さん。

■結果稿
・小学校・中学校・高校
 結果稿でのMVPは、こちらも文句無しで名無し名人さん。
・大学院
 「LCM」は名作。作者がブログで何か書く予定らしいので、期待して待ちたい。
・藤井四段昇段記念作品展1
 どれも最終3手に大駒捨てが入った綺麗な作。短期間でこれだけのものを仕上げて来る才能が羨ましい。
・藤井四段昇段記念作品展2
 看寿賞作家5名の共演。どれもいいなあ。今更ながら作家として参加しなかったことを激しく後悔。
・D級順位戦
 C級から陥落した翌年にC級に再登場、は前例なし?


■第2回 ほっとのイチ押し!
<コンセプト>詰パラのその月の出題作の中で「これは是非解くべき」と感じた作を1作選ぶというもの。
解答競争の関係もあり、原則として詰棋校の出題作は対象としない。また、放っておいても高評価になるであろう作や、難解過ぎる作も対象としない。

第2回のイチ押し作品は、流れに沿ってこれを選出。
◇デパート② 野曽原直之氏作 「等時性」
摩訶不思議な手順。作者の強烈な意志を感じる。



  1. 2017/02/25(土) 08:00:00|
  2. 詰パラ感想
  3. | コメント:0

詰パラ2017年1月号感想

かなり今さらですが、詰パラ1月号の感想を。
来月からはもう少し早く記事を上げるようにします。


■詰棋校出題
1月だけあって、各校とも取っ付き易い作が多め? まあ駒数が少ないからといって易しいとは限らないわけだが。

■ちえのわ雑文集&デパート出題
ソフトによる創作については、いずれ何らかの形で書きたい。

■詰棋校結果稿
大11、大12、院8はいずれもかなりの好作。

■会合作品展結果稿
解答者総数は、香龍会29名・詰四会36名・九州G31名。
難易度の割に解答者が少ないのは、不定期出題なのと、メール解答ができないからだろうか?
(そもそも解答者数を増やしたければまず自分が解答しろよという話だが)



■第1回 ほっとのイチ押し!
唐突に始まってしまった新コーナー。コンセプトとしては、詰パラのその月の出題作の中で「これは是非解くべき」と感じた作を1作選ぶというもの。
解答競争の関係もあるため、原則として詰棋校の出題作は対象としない。また、放っておいても高評価になるであろう作や、難解過ぎる作も対象としない。

記念すべき第1回のイチ押し作品は、迷わずこれ!
◇彩棋会作品展③ 須藤大輔氏作 「シルバークロス」
解いた後「何が狙いか分からない」という人は、「攻方の手だけを1手ずつ確認」「玉方の手だけを1手ずつ確認」してみるべし。



  1. 2017/01/28(土) 20:00:00|
  2. 詰パラ感想
  3. | コメント:0

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Author:ほっと
詰将棋作家を名乗るには発表作が少なすぎ。
評論家を名乗るには実績が無さすぎ。

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