詰将棋考察ノート

詰将棋に関する考察あれこれ。

第14回詰将棋解答選手権チャンピオン戦参加記(3)~番外編~

前々記事、前記事の続きです。今回の参加記としてはこれで終わりになります。



■15:45~ 解説、成績発表
今回は例年と違い、まずまず心地良い疲労の中、解説を聞く。
成績上位者発表。誤記で減点という形式がドラマを生んだようだが、優勝はまたしても藤井四段。
私も詰棋書を1冊いただいた。ありがとうございます。

■17:00~ 打ち上げ
その後、反省会(という名の打ち上げ)にも参加。
・酒の肴に用意されていた、金少桂さんの簡素な形の大道棋に苦戦。なお、今月のおもちゃ箱で出題されています。
・次回の創棋会作品展の課題としていくつか案が示されたが、どれも達成が難しそう・・・。
・創棋会と香龍会のコラボ課題についても話が出る。いやあ、そう簡単に作品は揃わないですよ。
・プロパラの購読を勧められる。まあ考えておきましょうか。

今回は割と詰将棋の話題は控えめだった。せっかくストックを用意して行ったのに出せず。
後半は何故か麻雀の話題ばかりに。いや、いいんだけど、詰将棋の話題を用意しておいてほしかった。
運営の仕事としてはここが一番重要なので、来年はちゃんとやってね。

それでもやはり詰将棋は良いものだ。来年は参加費免除になるはずなので、また参加したい。


さて、初級戦・一般戦は4/8(土)全国各地で開催されます。
チャンピオン戦の出題作よりも易しくて良い作品が揃っているらしいので、ぜひ参加を!
詳しくはこちら
なお、申込締切は4/1(土)となっていますが、現時点で定員まで余裕がある会場については引き続き申込可能です。



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  1. 2017/04/02(日) 00:01:00|
  2. 詰将棋解答選手権
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第14回詰将棋解答選手権チャンピオン戦参加記(2)~第2R~

前回の記事の続きです。
第14回詰将棋解答選手権 チャンピオン戦 第2ラウンド出題作品
第14回詰将棋解答選手権 チャンピオン戦解答

※本記事内では、第2R出題作品の手順について触れているため、自力で解こうとしている方はご注意ください。


続きを読む
  1. 2017/04/01(土) 23:01:00|
  2. 詰将棋解答選手権
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第14回詰将棋解答選手権チャンピオン戦参加記(1)~第1R~

解答選手権チャンピオン戦の出題作と解答が掲載されました。
第14回詰将棋解答選手権 チャンピオン戦 第1ラウンド出題作品
第14回詰将棋解答選手権 チャンピオン戦 第2ラウンド出題作品
第14回詰将棋解答選手権 チャンピオン戦解答

せっかくなので忘れないうちに参加記を書きます。
※本記事内では、第1R出題作品の手順について触れているため、これから自力で解こうとしている方はご注意ください。
ちなみに戦略はこちら→詰将棋解答選手権の傾向と戦略2017
なお、傾向と戦略の記事はもっと早く出すつもりだったが、アップするのを忘れていて、家を出る直前に慌てて予約投稿。
また、どうやら吹田駅で人身事故があったらしく、その影響でJR新大阪~大阪の間で電車が3回ほど信号待ちで停車。
スタート時間の30分前に会場に着いたが、ここまでで既に波乱含みの展開。


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  1. 2017/04/01(土) 23:00:00|
  2. 詰将棋解答選手権
  3. | コメント:2

詰将棋解答選手権の傾向と戦略2017

チャンピオン戦の主要出場者に関する記事を待っていたが、アップされないまま当日になってしまった。

さて、本日3/26(日)は第14回解答選手権チャンピオン戦が開催される。
ちなみに藤井四段は東京会場に出場予定とのこと。関東圏の方はぜひ現場でそのスピードを体感してみてほしい。



さて、解答選手権の傾向と、戦略を改めて書いておこう。
あまり昨年と変わっていないが、昨年の出題作についても追記している。
なお、どちらかと言えば上級者向けなので注意。

第1R、第2Rとも39手以内の作品が5作出題される。第1Rの作品が①②③④⑤、第2Rの作品が⑥⑦⑧⑨⑩となる。

■出題作の傾向
まずは過去の出題作の傾向から。

1. 短手数の出題作は、最終3手(もしくは最終5手)に大駒捨てあり!
 比較的短手数の出題作(①②③および⑥⑦⑧)に関しては、最終3手に大駒捨てが入っていることが多い。

 2016年[第1R][第2R]に関しては、①②③⑧が該当。

 2015年[第1R][第2R]に関しては、①②③⑧が該当し、さらに言うと、これに該当しない⑥⑦についても、最終5手で大駒を捨てている。

 2014年[第1R]に関しては、対象6作のうち①②④⑥が該当し、該当しない2作のうち③についても、最終5手で大駒を捨てている。
ちなみに理由については、「作者がそうなるように手順を構成している」「選題者(解説者)の好みが反映されている」といったところか。
いずれにしても、詰む手順を見つけた際に、作意っぽいかそうでないかの判断材料として活用できる。

2. 合駒に注意!
 短編に限らず、合駒が出てくる作品が多い。特に注意すべきは移動合と不利合。移動合については成・不成にも注意したい。

 2016年[第1R][第2R]に関しては、②③⑤⑥⑧⑨⑩が該当。

 2015年[第1R][第2R]に関しては、③⑤⑧⑨⑩が該当。

 2014年[第1R][第2R]に関しては、①③④⑤⑧⑨⑩が該当する。

 合駒問題は苦手な人も多いだろうが、作例をたくさん見て慣れておくしかないだろう。
 ちなみに、「出現した合駒が動かず取られずに残ったままになる」ことはほぼ無いことも併せて指摘しておく。

3. 最終2手以外での非限定はほぼ無い!
 非限定としては、次に示すようなものがある。
 a)飛角香の打ち場所非限定
 b)合駒の種類や打ち場所非限定
 c)成・不成非限定
 これらはまず出題されないと考えてOK。何故ならそのような作品を出題すると採点が面倒になる……だけでなく、そもそも欠陥作品を出題すること自体が解答者に余計な負担を強いることになるから。
 したがって、詰み手順中、合駒が限定されていなかったりした場合は、その手順は間違いである可能性が極めて高い。
 最終2手での非限定はそこそこ見かけるので注意。

■戦略
ある程度傾向を掴んだところで、まずは第1Rの①②③④⑤を90分間で解答する上での戦略を書いておこう。
なお、戦略は第2Rでもほぼ同様であるが、第2Rは昼食後なので眠気との戦いでもある。集中力が続くかどうかが重要かもしれない。

1. 解くのは暗算と盤駒使用を併用で!
 具体的には、こんな感じ。
  ・どの作品もまずは暗算で考えてみて、難しそうなら別の作品を暗算で考える。
  ・盤駒使用は最終手段とし、使用する場合でも、なるべく易しそうなものから優先的に並べる。
 ここで重要なことは、「とりあえず盤に並べてから考える」という解き方は避けるべき、ということ。
 というのは、一度盤に並べてしまうと、それがなかなか解けないときでも「せっかく並べた盤面を崩すのが勿体無い」という心理が働き、「一旦保留して別の問題を解こう」と決断しにくくなるため。
 ちなみに、盤駒を2セット以上使用する策もある。会場で用意してもらえるのは1セットのみなので、自分で用意する必要があるが、どれほど効果があるかは不明。
 いずれにしても、棋士・奨励会員には適用できない作戦である。
 (なお、ルール上は、上記にあたる出場者でも盤駒使用は禁止されていない。ただし、実際に使用している人は見たことがない)

2. 部分点をたくさん獲得するよりも、完答数を増やせ!
 ルール上は、4手正解毎に部分点1点もらえる。ただし、部分点と言っても、ほぼ1~3点である。これに対し、完答すると10点になる。
 例えば①②を完答したとして、「③④⑤すべてで部分点3点(合計9点)」というパターンよりも、「③のみ完答、④⑤は手付かず」の方が点数が高くなる。

3. 変化紛れはきちんと確認せよ!
 作意らしき手順を見つけたら変化紛れはもう調べない、という解き方もあるのだが、それだと2手延びる応手を見落としてしまう可能性が極めて高い。特に、昨年から手数が明確に想定できなくなったため、面倒でもきちんと確認すべき。
上で述べたように、見落としによって部分点になってしまうと痛い。
 また、確認作業については、解答欄に記入する前に実施すべき。記入してしまうと、どうしてもその手順が正しいという思い込みや願望が強くなってしまう。

4. 並びは手数順、同手数の場合は「使用駒数が少ない」「盤面配置面積が小さい」ものが手前!
 同じ手数の作が同時に出題されることはあまりないので、その時点で間違えている可能性も高くなる。
 同手数になったら、使用駒数を確認しよう。
 例えば、もし③と④が同手数になり、④の方が使用駒数が少なく盤面配置面積も小さいとしたらどうか。
 もし解答が正しいとすれば、④が手前にならなければおかしい。すなわち、間違えているということだ。

5. 状況によって目標を下方修正せよ!
 90分間で、どのような時間配分で解けば良いか?
 まずは、比較的短手数である①②③までは完答を目指したい。

 a) 優勝を目指す場合 
 ①②③を15分以内(それぞれ3・5・7分)。④⑤が残っている状態で残り75分。あとは④⑤を解いた時点でどれだけ時間を余せるか。
 ちなみに2016年は①~⑤までで20分! 上記は「優勝を目指すための最低ライン」と考えてほしい。

 b) 5問正解を目指す場合
 ①②③を30分以内(それぞれ5・10・15分)。④⑤が残っている状態で残り60分。
 これ以上時間がかかってしまうと、5問正解は厳しいと思われるので、適宜目標を下方修正しよう。

 c) 4問正解を目指す場合
 ①②③を45分以内(それぞれ10・15・20分)。④⑤が残っている状態で45分。
 この状態から④⑤を両方とも解き切るのは厳しいが、どちらか1問だけであれば何とかなると思われる。
 どちらが解きやすいかを見極めて、そちらに全力を注ごう。
 
 d) 3問正解を目指す場合
 45分経過した時点で、①②③まで解けていない場合。残り45分。
 ④⑤をどうするか、3分以内に決断しよう。それぞれ1~2分眺めてみて(盤に並べては駄目)、筋が見えない場合は潔く捨てて、
 残り時間は①②③のうち解けていない作に投入する。とにかく30点確保を目指そう。
 短手数であっても盲点に嵌るといくら時間を掛けても解けないし、例外的に④や⑤が解きやすいことも有り得るので、判断は難しいのだが。

個人的には、出題作が易しい&最高に勘が冴えていれば b)。しかしその場合、早い人はもっと先を行っていることだろう。
現実的には c) のパターンか。 d) も普通に有り得る。

いずれにしても昨年は、大筋で正解近くまで辿り着いていながら見直し不足による不正解が3問もあったため、これを無くせば結果は付いてくると思われる(昨年と同じことを書いている)。上位入賞できるように頑張ります。



  1. 2017/03/26(日) 08:00:00|
  2. 詰将棋解答選手権
  3. | コメント:2

第13回詰将棋解答選手権チャンピオン戦参加記(3)~番外編~

前々記事、前記事の続きです。今回の参加記としてはこれで終わりになります。
今回は番外編。ネタバレは特にありません。



■15:45~ 解説、成績発表
疲労と失意で放心状態になりながら解説を聞く。
解説は例年グダグダな感じになるのだが、今年に関してはポイントを押さえてしっかり解説できていた。ikironさんさすが。
そして成績上位者発表。優勝は昨年に続いて藤井三段。脱帽です。
それにしても成績上位者は次元の違いを感じる。また、彼らをして誰も正解まで辿り着けなかった相馬作品にも。

■17:00~ 打ち上げ
その後、反省会(という名の打ち上げ)にも参加。
何故かほっとの正体を知らない人が多かった。ツイッターでフォローし合ってるんですが。
各自の新作披露の他、いろいろ面白い話題が出たが、とりあえずはキーワードのみ。
 ・詰将棋を創作できるソフトを生み出すことの是非
 ・推敲作業をソフトにさせる?
 ・もし作品の良し悪しを評価できるソフトが作られたら
 ・すべての詰将棋を記載した「The Book」があったら
 ・究極の詰将棋とは
 ・複雑さが「乱」の6乗
 ・最小公倍数型の趣向の実現アイデア
 ・ブログの更新が滞っている件
 etc...(他にもいろいろあったはずだが忘れた)
そんなこんなで気付けば21時。いつの間にか、終了直後の沈んだ気分はどこかに消えてしまい、清々しい気持ちに。
それにしてもこんなに真剣に詰将棋と向き合ったのは久しぶり。やはり詰将棋は良いものだ。


というわけで、初級戦・一般戦は4/9(土)全国各地で開催されます。
チャンピオン戦の出題作よりも完成度が高く、易しくて良い作品が揃っているらしいので、ぜひ参加を!
詳しくはこちら
なお、申込締切は4/1(金)となっていますが、現時点で定員まで余裕がある会場については引き続き申込可能です。
速報ブログには近いうちに反映されると思います。
  1. 2016/04/04(月) 00:01:00|
  2. 詰将棋解答選手権
  3. | コメント:0

第13回詰将棋解答選手権チャンピオン戦参加記(2)~第2R~

前記事の続きです。
第13回詰将棋解答選手権 チャンピオン戦 第2ラウンド出題作品
第13回詰将棋解答選手権 チャンピオン戦解答

※本記事内では、第2R出題作品の手順について触れているため、自力で解こうとしている方はご注意ください。

続きを読む
  1. 2016/04/03(日) 23:01:00|
  2. 詰将棋解答選手権
  3. | コメント:0

第13回詰将棋解答選手権チャンピオン戦参加記(1)~第1R~

戦略で書いたことが全然実行できていない件。

解答選手権チャンピオン戦の出題作と解答が掲載されました。
第13回詰将棋解答選手権 チャンピオン戦 第1ラウンド出題作品
第13回詰将棋解答選手権 チャンピオン戦 第2ラウンド出題作品
第13回詰将棋解答選手権 チャンピオン戦解答

せっかくなので忘れないうちに参加記を書きます。
※本記事内では、第1R出題作品の手順について触れているため、自力で解こうとしている方はご注意ください。


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  1. 2016/04/03(日) 23:00:00|
  2. 詰将棋解答選手権
  3. | コメント:2

詰将棋解答選手権の傾向と戦略

また更新が1ヶ月空いてしまいました(汗)。

さて、本日は解答選手権チャンピオン戦が開催されます。
第13回詰将棋解答選手権チャンピオン戦
皆さん会場でお会いしましょう。



挨拶だけでは味気無いので、解答選手権の傾向と、戦略について書いておこう。
別にマル秘でも何でもないが、どちらかと言えば上級者向けなので注意。

第1R、第2Rとも39手以内の作品が5作出題される。第1Rの作品が①②③④⑤、第2Rの作品が⑥⑦⑧⑨⑩となる。

■出題作の傾向
まずは過去の出題作の傾向から。

1. 短手数の出題作は、最終3手(もしくは最終5手)に大駒捨てあり!
 比較的短手数の出題作(①②③および⑥⑦⑧)に関しては、最終3手に大駒捨てが入っていることが多い。
 昨年[第1R][第2R]に関しては、①②③⑧が該当し、さらに言うと、これに該当しない⑥⑦についても、最終5手で大駒を捨てている。
 2年前[第1R]に関しては、対象6作のうち①②④⑥が該当し、該当しない2作のうち③についても、最終5手で大駒を捨てている。
ちなみに理由については、「作者がそうなるように手順を構成している」「選題者(解説者)の好みが反映されている」といったところか。
いずれにしても、詰む手順を見つけた際に、作意っぽいかそうでないかの判断材料として活用できる。

2. 合駒に注意!
 短編に限らず、合駒が出てくる作品が多い。特に注意すべきは移動合と不利合。移動合については成・不成にも注意したい。
 昨年[第1R][第2R]に関しては、③⑤⑧⑨⑩が該当。
 2年前[第1R][第2R]に関しては、①③④⑤⑧⑨⑩が該当する。
 合駒問題は苦手な人も多いだろうが、作例をたくさん見て慣れておくしかないだろう。
 ちなみに、「出現した合駒が動かず取られずに残ったままになる」ことはほぼ無いことも併せて指摘しておく。

3. 最終2手以外での非限定はほぼ無い!
 非限定としては、次に示すようなものがある。
 a)飛角香の打ち場所非限定
 b)合駒の種類や打ち場所非限定
 c)成・不成非限定
 これらはまず出題されないと考えてOK。何故ならそのような作品を出題すると採点が面倒になる……だけでなく、そもそも欠陥作品を出題すること自体が解答者に余計な負担を強いることになるから。
 したがって、詰み手順中、合駒が限定されていなかったりした場合は、その手順は間違いである可能性が極めて高い。
 最終2手での非限定はそこそこ見かけるので注意。

■戦略
ある程度傾向を掴んだところで、まずは第1Rの①②③④⑤を90分間で解答する上での戦略を書いておこう。
なお、戦略は第2Rでもほぼ同様であるが、第2Rは昼食後なので眠気との戦いでもある。集中力が続くかどうかが重要かもしれない。

1. 解くのは暗算と盤駒使用を併用で!
 具体的には、こんな感じ。
  ・どの作品もまずは暗算で考えてみて、難しそうなら別の作品を暗算で考える。
  ・盤駒使用は最終手段とし、使用する場合でも、なるべく易しそうなものから優先的に並べる。
 ここで重要なことは、「とりあえず盤に並べてから考える」という解き方は避けるべき、ということ。
 というのは、一度盤に並べてしまうと、それがなかなか解けないときでも「せっかく並べた盤面を崩すのが勿体無い」という心理が働き、「一旦保留して別の問題を解こう」と決断しにくくなるため。
 ちなみに、盤駒を2セット以上使用する策もある。会場で用意してもらえるのは1セットのみなので、自分で用意する必要があるが、どれほど効果があるかは不明。
 いずれにしても、棋士・奨励会員には適用できない作戦である。
 (なお、ルール上は、上記にあたる出場者でも盤駒使用は禁止されていない。ただし、実際に使用している人は見たことがない)

2. 部分点をたくさん獲得するよりも、完答数を増やせ!
 ルール上は、4手正解毎に部分点1点もらえる。ただし、部分点と言っても、ほぼ1~3点である。これに対し、完答すると10点になる。
 例えば①②を完答したとして、「③④⑤すべてで部分点3点(合計9点)」というパターンよりも、「③のみ完答、④⑤は手付かず」の方が点数が高くなる。

3. 変化紛れはきちんと確認せよ!
 作意らしき手順を見つけたら変化紛れはもう調べない、という解き方もあるのだが、それだと2手延びる応手を見落としてしまう可能性が極めて高い。特に、昨年から手数が明確に想定できなくなったため、面倒でもきちんと確認すべき。
上で述べたように、見落としによって部分点になってしまうと痛い。

4. 状況によって目標を下方修正せよ!
 90分間で、どのような時間配分で解けば良いか?
 まずは、比較的短手数である①②③までは完答を目指したい。

 a) 優勝を目指す場合 
 ①②③を15分以内(それぞれ3・5・7分)。④⑤が残っている状態で残り75分。あとは④⑤を解いた時点でどれだけ時間を余せるか。

 b) 5問正解を目指す場合
 ①②③を30分以内(それぞれ5・10・15分)。④⑤が残っている状態で残り60分。
 これ以上時間がかかってしまうと、5問正解は厳しいと思われるので、適宜目標を下方修正しよう。

 c) 4問正解を目指す場合
 ①②③を45分以内(それぞれ10・15・20分)。④⑤が残っている状態で45分。
 この状態から④⑤を両方とも解き切るのは厳しいが、どちらか1問だけであれば何とかなると思われる。
 どちらが解きやすいかを見極めて、そちらに全力を注ごう。
 
 d) 3問正解を目指す場合
 45分経過した時点で、①②③まで解けていない場合。残り45分。
 ④⑤をどうするか、3分以内に決断しよう。それぞれ1~2分眺めてみて(盤に並べては駄目)、筋が見えない場合は潔く捨てて、
 残り時間は①②③のうち解けていない作に投入する。とにかく30点確保を目指そう。
 短手数であっても盲点に嵌るといくら時間掛けても解けないし、例外的に④や⑤が解きやすいことも有り得るので、判断は難しいのだが。

個人的には、出題作が易しい&最高に勘が冴えていれば b)。しかしその場合、早い人はもっと先を行っていることだろう。
現実的には c) のパターンか。 d) も普通に有り得る。

いずれにしても昨年は、大筋で正解近くまで辿り着いていながら見直し不足による不正解が3問もあったため、これを無くせば結果は付いてくると思われる。上位入賞できるように頑張ります。



  1. 2016/03/27(日) 00:01:00|
  2. 詰将棋解答選手権
  3. | コメント:2

詰将棋解答選手権の広報活動

気がつけば1ヶ月空いてしまいました(汗)。2月の記事が無いのも見栄えが悪いので、普通のブログっぽい記事でお茶を濁します。


2/27はご存知「将棋界の一番長い日」ことA級順位戦最終日。
毎年のこととは言え、日付が変わってからもドラマが起こるので目が離せない。
そして、某所で行われた解説会に参加して来た。
解説だけなら連盟モバイルの棋譜中継コメントで事足りるのだが、次の一手出題や、その場でしか聞けないエピソードなども楽しい。興味があれば是非参加を。終局まで残っていると終電が無くなるが。

さて、解説会会場を訪れたメインの目的は別にある。
・会場に、第13回詰将棋解答選手権のチラシを置かせていただいた。
 用意したのはチャンピオン戦&全国の初級・一般戦が書かれた統一チラシと、初級・一般戦のチラシ(独自に作成。会場が今回の解説会と同じ場所)の2種類。それぞれ100枚ほど置かせていただいた。終了時も結構余っていたような気がしないでもないが……。
・解説会の合間に、詰将棋解答選手権について棋士の方からPRしていただいた。
 私が前に出てしゃべってもいいかなと考えていたら、解説会の部外者が別のイベントの広報をするのは駄目と言われる(解説棋士によるPRならOK)。そりゃそうか。

微力ながらも広報活動しているので、時間のある方は是非参加を!
詰将棋解答選手権 速報ブログ
ちなみに私はチャンピオン戦には選手として、初級戦・一般戦にはスタッフとして参加予定。


ちなみに今年は日本将棋連盟の公式HPのイベント紹介記事に案内が掲載されたことが大きいため、参加者増を期待して良さそう。
第13回詰将棋解答選手権のお知らせ
去年までは、開催前の案内が掲載されていない(開催後の上位入賞者成績は掲載あり)という不思議な状況だったので、とても喜ばしい改善。
  1. 2016/02/28(日) 19:00:00|
  2. 詰将棋解答選手権
  3. | コメント:0

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Author:ほっと
詰将棋作家を名乗るには発表作が少なすぎ。
評論家を名乗るには実績が無さすぎ。

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