詰将棋考察ノート

詰将棋に関する考察あれこれ。

第33回詰将棋全国大会(1) 前夜イベント

第33回詰将棋全国大会、今年は運営側でいろいろやってました。
前夜イベント・当日とも大盛況。参加された皆様、ありがとうございました。

今回は前夜イベントについて。


前夜イベントで講師を担当させていただいた。
自分の講義の順番は元々3番目の予定だったが、他の2名の講師の会場到着がどちらもギリギリになってしまったため、順番を入れ替えてトップバッターに。
どうせ発表するのであれば、順番が早く終わっている方が、気楽に他の講義を聴講できて良い。

ちなみに、PowerPointのスライドを当日の香龍会のPM中に手直ししていた。
そして配布資料の印刷が終わったのが15:30頃。もっと早く作っとけという話だが。
このときは40部あれば足りるかと思っていたが、前夜イベントから66名の参加があり、他の雑用スタッフが資料を追加でコピーしていた。

タイトルは「詰将棋の主な創作・解説支援ソフトの紹介と提案」。
予告でのタイトルは「詰将棋解説、解答支援ソフトの紹介と提案(仮)」となっていたが、解答にソフトを使用することを推奨するようなタイトルはダメだろうということで、ちょっと変更。
内容としては、現存する創作支援ソフト・解説支援ソフトの紹介、今後こんなことができれば便利だと思う機能について。

講義としての予定時間は50分だったが、質疑応答を含めて40分弱で終了。
まあ他の2名がもっと時間がほしいと言っていたので、このぐらいでいいかと。
なお、質疑応答で、下記のような指摘も。
 ・iPhone版のWhite Solverは、実は存在しない。
 ・投稿用紙作成ツールで、略記機能は試みている。
 ・指将棋についてAIで自動的に解説を行う、という研究は現在行われている。

リサーチ不足を露呈する結果となってしまった。
それから、アンケートでは実演が欲しかったという指摘が多かった。確かに実際にやってみせた方が良かった・・・。
いろいろと準備不足だったが、そもそも準備不足の原因は看寿賞作品の解説を用意するのに時間がかかっていたため。
(これについては次の記事で書かせていただく)

また、講義2(鈴川さん)は、「美学・藝術学の視点から現代詰将棋を俯瞰する」というテーマ。
実は配布資料が想定していたものと異なっていた(レイアウトが崩れていたり、数式が消えてしまっていたり)。
そして講義内容はかなり難解な話題が盛り込まれており、
 1.美学とは何か
 2.藝術の定義
 3.センスと感性
 4.カタカナ語による美学
 5.現代詰将棋の今後(議論のポイント)
こんな感じ。聴講者は着いて行けたのだろうか。
質疑応答では講義の論旨とズレた指摘が多かったのが残念。

講義3(久保さん)は、「れんあい(恋愛、ではなく連合)の研究」
冒頭や途中で挟まれるネタが面白く、そしてメインの部分もわかりやすくて面白かった。
質疑応答で、「過去の発表作の分類だけでなく、(まだ作例は無いが)分類上はこんな意味付けも考えられる、という形にすべき」
という指摘があり、それに対する回答は、「作例の無いパターンは自分で作りたいので、今回は既発表作の分類に留めました」とのこと。

そんな感じで21:40頃終了。初めての企画にしてはまずまずだったか。
欲を言えば、講義の時間を14:00~17:00ぐらいにして、その後懇親会という流れが良かった。
(本番は翌日なので、運営スタッフは飲むわけにいかないかもしれないが)

(次の記事に続きます)

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  1. 2017/07/20(木) 00:01:00|
  2. 詰将棋全国大会
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詰将棋作家を名乗るには発表作が少なすぎ。
評論家を名乗るには実績が無さすぎ。

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