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詰将棋考察ノート

詰将棋に関する考察あれこれ。

第ч回裏短コン「キューティーC」

★今年は裏短コンに始まり裏短コンに終わった年でした(?)


18位
「キューティーC」
あたまかな
ura4_09_CutieC.png
96銀、同桂、73角、同龍、86銀、84玉、64飛まで7手。

点数012345678910
人数14345324110

正解29 誤解0 無解1 評価無効1
得点2.276
人気投票 1位:- 2位:- 3位:-
ベストタイトル投票:なし

★昨年に引き続き2度目の参加、あたまかなさん。スマホ詰パラでの発表作は100を超えています。
★57角・66飛が目につきます。これらをどう活用するか?
 初手いきなり86銀は96玉で逃れ。87歩が無ければ78角~97銀打で詰むのですが。
 したがって、初手は96銀と打ち、同桂と取らせて96を塞ぎます。しかし84に逃げ道ができてしまいました。
★3手目は86銀もありそうですが、84玉、64飛、73玉。大駒4枚あって際どいながら逃れ。
 3手目は73角が好手。何で取っても86銀~64飛が成立します。4手目は同龍が駒を余らせない応手でした。
★先ほどの紛れと比較してみると、わざわざ取れる駒を逃がしてからその跡地に飛が移動しています。これはチェスプロブレムの用語で「Umnov」(ウムノフ)と呼ばれる手筋です。
 こう書くと高級そうに聞こえますが、意味づけが退路封鎖になっているのはよくある形式です。

作者
今回も気に入ったタイトルが湧いたので参加しました。
  (^^) 個人の感想です。
最終手のイメージが飛車の急停止なので
  (^^) やはり駄洒落です。
元は表(配置10枚)用を裏用に替えました。
  (^^) リバーシブルです。
実戦形に仕上げました。
  (^^) あたまの好みです。

★タイトルについて突っ込みが来そうです(笑)。ちなみに、タイトルに合わせてキュー番目に配置してみました。

有吉弘敏
4手目の限定はよくできている。

竹中健一
竜がいなくなったところに飛移動で詰上げるのは良いですね。

NZ
あえて龍を取れなくする73角がいいですね

みつひさ
妙に新味のある手順。竜の跡地へ飛車が行く。

おかもと
穴塞。

梶谷和宏
とてもとてもとても素敵な最終形。飛を65にではなく、64に動かしたのが上手い!

山下誠
龍の潜在力を軽視すると危ない。

馬屋原剛
駒が余らないよう、4手目に注意

嵐田保夫
一本道だが、飛車の滑らす感じが当然ながら味がいい。

まつきち
両王手のフィニッシュはいつ見ても爽快。5手目の演出を考えたいところ。
★両王手じゃありませんけどね。

soga
実戦け・・・すごいところに玉がいますね

大瀬戸
強固な守りに見えたが

林石
3手目のような手を実戦で指せたら痛快ですね。

園川
取れる龍を取らず逃げ道封鎖に使う。

奥鳥羽生
62金配置でわざと桂香図式にしたところがタイトル?

占魚亭
軽いような、重いような。こう感じるのは形のせい?

くじら
実戦型でやらなければ10枚切りそうとか言っちゃいけない

高縄山ろく
デコりすぎではないのか?
★やっぱり気になりますよね。

★評価が伸びなかったのは、配置があまり効率的でないから。
 例えば、87歩は初手86銀、96玉、78角以下の余詰筋を消すためだけの配置。また、3手目86銀、84玉、64飛以下の余詰筋を消すためだけに53歩・81桂・91香が置かれています。
★実戦型にしたかったというのもわからないではないですが、単なる実戦型は江戸時代から多数あり、希少価値はありません。何より、桂香が余詰消しだけで壁駒ですらないのはいただけない。
★次のようにすれば盤面10枚にできます。作者の意図にはそぐわないですが。
ura4_09_CutieC_Hosoku1.png

野々村禎彦
77銀で角引きを消す配置はぴったりだが、この作意で紛らしい紛れがないのは物足りない。

シナトラ
凡作
★辛辣ですねえ。

★作者予想です。

三輪勝昭
良いのは詰上りだけ。手順は単純な退路封鎖で配置も何でこの配置なのか。
作者予想d=soga作。
(a=自信あり、b=もしかしたら当り、c=当てずっぽう、d=参考にする作品がない作家)

青木裕一
パッと見不要駒が多い推敲不足の作。
それも含めて狙いがあるのかもしれませんが、それも分かりませでした。
正体が分かっている人でこれを作りそうな人が見当たらないので、
正体不明の絶対優勝するマンが作者だと予想します。

イキロン
龍を取れるところを、73角で逃がしてから64飛。取らず手筋ですね!
作者予想:くじら

絶対優勝するマン
取れる龍を退かして64飛透かし詰の感触は良いけど配置を整理したい。実戦形がかえって悪形に見える。作者予想は梶谷さん。

ルモ
タイトルの意味が分かりませんでした、開き王手がずばっと決め手で気持ち良い
作者予想:あたまかな氏

太刀岡甫
独特の作風。この詰上りを生飛で表現したのは評価できる。実戦形でなければ駒が減るかもしれないが、左上であることも含めて作者のこだわりだろう。
作者はあたまかなさん。
★6名中2名が的中。どうして当てられるのか。

あたまかな
「実戦型の意味は」と言われそう、「もっとスッキリ出来る」と言われそう。
実際、投稿後すぐにほっと氏より「次の図ではダメなのでしょうか」と、なぜか盤面10枚(ダメでしょう)の修正図を提示された。
「投稿図の変更は致しません」と返事した。理由はコメントにすでに書いてあったので。
具体的には原図の駒を無理やり増やすため金を61(定位置)から62に移動し余詰を発生させ桂香歩を配置して消した。
持駒の銀を77に置き玉方98とを攻方87歩に替えた。
どうしても裏短コンで実戦型を見たかったのだ。
因みにほっと氏改案は美人すぎて可愛げが無い。
タイトルのみで参加しているので、怖いものなしである。
収束はスマホ詰パラでも使っていて割と気に入っている。
3人くらいにはあたまかな作とバレバレだと思う。
タイトルは駄洒落だが一人でも解かってくれたら良い。
もし一人もいなければ、もはや参加する意味はない。
(^^)参加しないとは言ってない。
★タイトルの意味は誰も見抜けませんでした。

★それはともかく、裏短コンで見たいのは、10枚で出来ることを駒数を増やして実現したような作ではないのです。
 「推敲して駒数を極限まで削って、それでも盤面配置が10枚を超え、表短コンに投稿できなくなってしまった」という作、要するに、それを表現するのにどうしても盤面11枚以上必要な作です。
★やるなら「エデンの園配置」くらい突き抜けましょう。どう評価されるかについて保証はしませんが。

★作者には昨年紹介した「サイド捨テップ」のような作を期待したいところです。短い手数では作者の持ち味がなかなか生きないですね。
 第ϻ回裏短コン「う、ざいこは セイリ ちゅう」

★今年はこれが最後の更新。皆さま良いお年を。



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  1. 2018/12/31(月) 18:00:00|
  2. 第ч回裏短コン
  3. | コメント:2
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コメント

あけましておめでとうございます
タイトルの意味が難しい事から「あたまかな」さんを想像しました
前回も在庫は整理中なのでしょうか?なんとなく不思議なタイトルでしたので、今回もそこから推理です
  1. URL |
  2. 2019/01/01(火) 00:04:05 |
  3. ルモ #-
  4. [ 編集 ]

Re: タイトルなし

> あけましておめでとうございます
> タイトルの意味が難しい事から「あたまかな」さんを想像しました
> 前回も在庫は整理中なのでしょうか?なんとなく不思議なタイトルでしたので、今回もそこから推理です

ルモさんあけましておめでとうございます。
タイトルから推理していたとは。お見事です。
  1. URL |
  2. 2019/01/01(火) 10:00:41 |
  3. ほっと #-
  4. [ 編集 ]

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