詰将棋考察ノート

詰将棋に関する考察あれこれ。

1手詰の不成を実現可能な駒種(2)

裏短コン、作者予想を外しまくり。まだまだ修行が足りないってことで。
ちなみに、ほっと作も誰も当てられなかったようだ。


ということで、前回の記事の解答。

<選択肢>
飛 角 銀 桂 香 歩

■ウォーミングアップ問題1
特定の局面を作ったとき、条件1を満たすことのできる駒を選択肢からすべて選べ。なお、透かし詰も可とする。
(条件1) ある駒の不成の着手までで詰んでいる。

▽正解
飛 角 銀 桂 香 歩

条件を注意して読むと、余詰の有無は考慮しなくて良いことがわかる。
「成って詰んでも良い」というわけで、作例としてこんな図を挙げておく。
(ほっと 作)
20161218_1.png
飛角銀桂香歩の不成と成に、金の着手を加えて1手詰が13種類ある、というもの。また、あまり意味がないが盤面七対子。

なお、元ネタはこれ
この記事によると、攻方玉の着手も加えた14種類も可能らしいが・・・・・・。


■ウォーミングアップ問題2
特定の局面を作ったとき、条件1と条件2を両方とも満たすことのできる駒を選択肢からすべて選べ。なお、透かし詰も可とする。
(条件1) ある駒の不成の着手までで詰んでいる。
(条件2) 攻方の他の着手(ある駒を成る着手も含む)では、手数を掛けても詰まない。

▽正解
銀 桂 香

成って詰んではいけない、ということで、飛角歩は自動的に除外される。
さらに、条件を注意して読むと、「駒が余っても良い」ということがわかる。
どう違うのか、というと、実は香不成も可能になる。
20161218_2.png

問題1と問題2に関しては、「条件を満たす1手詰の詰将棋を作れ」と考えてしまうと正解できない、やや意地悪な問題だった。


■ウォーミングアップ問題3
特定の局面を作ったとき、条件1と条件2を両方とも満たすことのできる駒を選択肢からすべて選べ。なお、透かし詰も可とする。
(条件1) ある駒の不成の着手までで詰んでおり、このとき攻方に持駒が残っていない。
(条件2) 攻方の他の着手では、手数を掛けても詰まない。

▽正解
銀 桂

これは「条件を満たす1手詰の詰将棋を作れ」と考えて良い。
問題2から香を除外した2種類が正解。

桂に関して、条件を満たす図を挙げておく。
20161218_3.png
「成ると王手にならない図」では当たり前すぎる?
しょうがないなあ、「成っても王手だが不成でないと詰まない図」も挙げておこうか。
20161218_4.png

20161218_5.png

銀についても同様に作成できるため、省略する。
というわけで、詰将棋として最終手に不成限定が成立するのは、銀・桂のみということになる。

さて、ここまでを踏まえて、本題はこの後なのである。
(次の記事に続く)
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  1. 2016/12/18(日) 02:00:00|
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