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詰将棋考察ノート

詰将棋に関する考察あれこれ。

第ϻ回裏短コン「魂を売りました」

★5作目です。頑張って年内に8作くらいは解説を終わらせたい。


20位(ボーナスポイントなし順位:20位)
「魂を売りました」
柳原夕士
ura3_05_Soul.png
55歩、同飛、53角成、同歩、46桂まで5手。

点数012345678910
人数15563611200

正解32 誤解0 無解0 評価無効2
得点2.177
人気投票 1位:- 2位:- 3位:-
ベストタイトル投票:なし

作者
1分で創作。

★初形「5」の5手詰。せっかくなので出題は5番目にしてみました。
★手順については解説するところはありませんが、初手「55」歩というのが気が利いています。

★出品いただいた経緯としては、twitter上でこのようなやりとりがありまして。




作者
痛いところを突かれた(笑)ので魂を売って参加いたします。

★ちなみに、曲詰にこだわらずに手順だけを抽出すると、次のように駒数を減らすことができます。
■案1 42飛・62銀→42龍
ura3_05_Soul_Hosoku01.png
■案2 案1を左に4路平行移動
ura3_05_Soul_Hosoku02.png

★そもそも、切り詰めた少ない駒数からキレのある手順、というのが作者の持ち味。案1や案2が存在することもわかっていたはずです。
 わざわざ効率悪く駒を配置して使用駒数11枚にした本作のような作り方は、作者にとって悪魔に魂を売るような耐え難いことだったのでしょう。その心境がタイトルに現れています。
★初形曲詰というだけでは高得点につながらない、という結果はやや意外でした。
 決して最下位になるような作ではないはずですが・・・。


虹色のルモ
魂とはなんなのでしょう、ソフトにでも売り飛ばしたのでしょうか

梶谷和宏
タイトルの意味が分からない。もしかすると、初形をSかEにしたかったのでしょうか?詰め将棋での突き歩はいつ見てもいいですね。

松尾裕
タイトルが全然分からない。

あたまかな
手順は普通、見た目は良い。
タイトル ?

tsumegaeru
タイトルはよく分かりませんでした。初形は2かS?折角なら立体曲詰にしたいところ。

オオサキ
二段曲詰かと思ったけど、タイトルの意図もわからず。

上谷直希
タイトルの意味はなんとなく分かった気がするけど。
★タイトルの意味がわからない、という短評が多かったことからも、もう少し別なものを用意するべきだったかと。
 ストレートに「5」とか、少しひねって「始まりの午後」とか。

まさ
初形5だけでは寂しい。

有吉弘敏
手順で勝負してほしかった

竹中健一
立体曲詰でもないですよね?手順は全く面白くないが…

竹野龍騎
「10(十)」への立体曲詰なら。

林石
初形「5」から突き出す55歩には一抹の不安があります。

青木裕一
こういうのはコメントに困ります。

占魚亭
トップ配置向き。

不透明人間
立体詰予想

おかもと
これは5秒で解けということか。
★5秒すらかかっていない方が多数かも。

奥鳥羽生
評価に迷ったら初形を見て・・・。

まつきち
盤面10枚の好形作(笑)。初形「5」は評価。

三輪勝昭
5の曲詰として創るなら、44に駒がない形でないと。
★これは確かに。

園川
手順前後に注意。

らうーる
立体かと思ったけど、形になってなさそう。

近藤郷
魂を売った(作者)のは誰なんだろう?

kisy
5手詰めの「5」!曲詰なので作者は三輪さんかと思いましたが、何か違うような・・・。

soga
何に魂を売ったのでしょう。「七色ではない」と読みましたが、どうでしょうか。
作者予想:虹色のルモさん

久保紀貴
曲詰に~ということでしょうか(笑)綺麗にできていると思います。
作者予想:虹色のルモ

ミーナ
「5は5手詰の5」ってゆう小説があったっけ(ウソ)。
42竜なら62銀は省けるけど。作者は竹野さん

名無し名人
今回の癒し枠。5番目に置いたのは気が利いている。作者予想=竹野龍騎氏。

鈴川優希
立体曲詰じゃないんかーい。666とかそういうのを期待したが。消去法で中山さん。

★作者予想は的中者なし。これは当てられませんよね。
★作者らしい作として、第7回プレ短コン(2014年)優勝作を紹介します。
■柳原裕司氏作 2014年10月 第7回プレ短コン⑬
ura3_05_Soul_Hosoku10.png
第7回プレ短コン⑬柳原裕司さん作
 現代詰将棋短編名作選にも収録されています(第384番)。次の機会には、このレベルの作を期待しましょう。




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  1. 2017/12/25(月) 00:01:00|
  2. 第ϻ回裏短コン
  3. | コメント:3
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コメント

中々の好手順

僕はこの作品の手順は結構好きです。
初手が形的には53角成とか46桂が先に見えるから、55歩は直感的には見えない手になってます。
読めば直ぐ分かる手ですが、僕は易しい作品が好きなんで好印象でした。
まず、評価を下げている原因は立体曲詰を期待させるところです。
次に62銀が42龍にすれば不要な事です。
そして極めつきがタイトルです。
これは作品の評価を下げる前代未聞の超ワーストタイトルになってます。
でも、このタイトルは柳原さんらしいタイトルだと思いました。
僕だったら62銀の配置は絶対に許せない。
作家としての魂を売るのと同じです。
2案なら好感度の作品なのに、この図で発表するなら、このタイトルは必須だと思いました。
  1. URL |
  2. 2017/12/25(月) 07:29:01 |
  3. 三輪 勝昭 #-
  4. [ 編集 ]

 手順は良いですよね、綺麗な作品と思います
 魂を打ったと言うことは普段の創作方法を捨てて何かをした、プログラムを組んで自動創作でも、したのかな?と思ったけど1分で創ったものとは
 周りの作品と比べて綺麗だけど捻りは少なく、好きだけど点数は低めと言う方が多かったのと、タイトルも心情は分かるけど作品の内容とは一致しないのでやはり評価は下がりそう、でも参加する事に意義があると言うことで
  1. URL |
  2. 2017/12/25(月) 11:47:14 |
  3. ルモ #-
  4. [ 編集 ]

返信

三輪さん ルモさん
コメントありがとうございます。

手順については綺麗だけど特に引きつけるものも無いので、タイトルに矛先が向かうのでしょう。
良いタイトルであればプラス側に、そうでない場合はマイナス側に振れる・・・と考えるとタイトルはとても重要ですね。
  1. URL |
  2. 2017/12/25(月) 20:38:55 |
  3. ほっと #-
  4. [ 編集 ]

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詰将棋作家を名乗るには発表作が少なすぎ。
評論家を名乗るには実績が無さすぎ。

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