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詰将棋考察ノート

詰将棋に関する考察あれこれ。

第ϻ回裏短コン「八方無碍」

★来年の年賀詰をでっち上げる。


18位(ボーナスポイントなし順位:19位)
「八方無碍」     【+0.1】
kisy
ura3_08_Happou_GoteMochigoma.png
55と、同玉、64銀、44玉、55金まで5手。

点数012345678910
人数62451122410

正解30 誤解0 無解2 評価無効2
得点2.301
人気投票 1位:- 2位:- 3位:-
ベストタイトル投票:1票

作者
4手目、玉が8方向全てに逃げることができるのが狙いです。
3手目の局面から始めれば最終手余詰を消せますが、
裏短コンに投稿するということで2手逆算しこの図で投稿することにしました。
評価は最低点予想です(`0言0́*)

★「狙いがわからない」という評が多かったですが、まずタイトルを読め、と。わからなければ調べろ、と。
 八方無碍[はっぽうむげ]・・・四方八方どちらの方角にも邪魔になるものがない。自由自在に振る舞うことができること。[反]八方塞がり
★初手47龍は45桂左!とされて詰みません。少しやりにくいですが初手は55と。同金は74飛成で詰むので同玉。
★そして3手目64銀の局面。
ura3_08_Happou_Hosoku00.png
・64同玉は75飛成まで。
・65玉は67龍まで。
・66玉/56玉/46玉は76飛成まで。
・45玉は47龍まで。
・54玉/44玉は55金まで。
★4手目、玉が八方向に動けます。ラスト2手目で玉がこの状態になる作は、普通詰将棋では前例が無いはず。
 もっとも、すべてを詰ますために大駒4枚と合駒制限が必要なのでは前例が無くて当然かも。
★作意は44玉ですが、残念ながら54玉が割り切れていません。また、頭2手がいかにも付け足しのようになっている点もマイナスでしょう。
 しかしそれでもなお、小綺麗にまとまった類型的な作よりも遥かに評価に値すると思います。
★ちなみに、タイトルに合わせて出題は八番目にしてみました。


有吉弘敏
狙いがよくわからなかった

梶谷和宏
う~ん、これでいいのかな?なにか嵌っているような気がしないでもないですが。

まさ
他に手もないし、狙いがわからない。

三輪勝昭
何の意味のあるのか謎の手順。

竹中健一
う~ん…冴えんなぁ…

近藤郷
驚きの初手だが、以降コケちゃった?

まつきち
形と手順がアンバランス。少なくとも収束は決めてほしい。

★少なくともタイトルの辞書的な意味は調べればわかることであり、タイトルの意味がわかれば狙いも自ずと判明します。
 自分の知見の無さを作品評価に反映することのないようにしたいですね。

おかもと
やりにくい手が続く。

松尾裕
タイトルはなんとなく分かるようでよく分からない。

虹色のルモ
本手順はイマイチなんだけど変化が豊富、最善を探すとこれしかない

竹野龍騎
4手目の八方玉に対する1手詰を読む。四字熟語の勉強になる詰将棋。結局は、八方塞がり。

林石
玉方駒台、歩ばかり山の時鳥。初手妙手、蟻の穴から堤も崩れる。金銀桂香歩、自玉の守衛を勤めるようでも、四名将の十全なる働きを前にすれば防ぐ能わず。げに恐ろしきは大駒なり。

あたまかな
手順は非常に良い、見た目は好みでない。
「八方無碍(はっぽうむげ)」⇒四方八方どちらの方角にも邪魔になるものがない。自由自在に振る舞うことができること。

占魚亭
作意では不動の飛竜に意外性あり!?

らうーる
18角の存在意義が非常に薄い・・・。
★狙いを実現するためには仕方なし。

不透明人間
四手目主題

上谷直希
タイトル的には4手目が8通りの逃げ方あってすべて1手詰になるのが狙いなんでしょうか。それはそれとして3手目がちょっと…。

オオサキ
うーん、わからない。4手目の変化が8通りあるということ……?

園川
4手目65玉の変化に悩んだ。

久保紀貴
もう少し初手が紛れていれば評価は変わったかもしれません。
空中で捕らえる変化は中々のものと思います。

tsumegaeru
4手目、8箇所全てに逃げれるのが面白い。最終手余詰がちょっと残念。

ミーナ
4手目の玉の逃路が全方位の意欲作。
ただ、最終手55銀以下の余詰は、持駒の金がなくても詰むので痛いなあ。
作者は園川さん
★これも作者自認とは言え、痛いところ。

鈴川優希
これって3手詰用のネタなのでは? てか54玉でたぶん変同だし……。こんなに大仰にする必然性もわからず、他に狙いがあるんだったらごめんなさい。なんかありそうなのでミーナさん。
★3手詰が元ネタであることを見抜くのはさすが。

名無し名人
8通りの逃げ方で正解が1つしかないのかと思ったけど、44玉でも54玉でも駒余りにする方法がわからないし、最終手余詰もあるし、謎。異次元すぎて理解できない。作者予想=ミーナ氏。

soga
「銀の王手に8とおりの逃げ方」(詰将棋マニアックス)を思い出しました。まさか1手で仕留められるとは。
作者予想:kisyさん

青木裕一
変化が限定、もしくは全て変同ならもっと良かったです。(限定されていたらごめんなさい)
kisyさん予想。
★sogaさん・青木さんが作者当て的中。これを当てるのは凄い。

kisy
狙いは伝わったでしょうか・・・?
★タイトルのおかげで、半数以上の解答者には伝わったようです。狙いを汲み取った上で低い点数、という解答者もそれなりにいましたが。

★最後に、kisyさんのスマホ詰パラ発表作から1作紹介します。
■スマホ詰パラ作品No.9841「逆わらしべ長者」
ura3_08_Happou_Hosoku01.png
36飛、35香、同飛、23玉、33飛成、同玉、
36香、35歩、同香、23玉、33香成、同玉、
34歩、23玉、12銀不成、同馬、24歩、32玉、
42と まで19手。

★飛香不利変換と香歩不利変換を連続で行う、という作。ハッキリ言って相当難易度が高いです。
 初形、6手後、12手後の局面の対比が何とも不思議。タイトルも良いですね。
 今後も大いに期待しましょう!




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  1. 2017/12/28(木) 00:01:00|
  2. 第ϻ回裏短コン
  3. | コメント:3
<<詰パラ2017年12月号感想 | ホーム | 第ϻ回裏短コン「何もかも新鮮だったあの頃には戻れない」>>

コメント

> しかしそれでもなお、小綺麗にまとまった類型的な作よりも遥かに評価に値すると思います。

全くもって同感です。
  1. URL |
  2. 2017/12/28(木) 08:16:30 |
  3. 馬屋原 #-
  4. [ 編集 ]

八通り

最後玉が八方向全部逃げる事が出来るのが狙いでしたか。
僕は普通に小学校に発表出来る作品なら、わざわざ今回発表する事はない、このブログ展に発表するなら、ブログ展ならではのネタが欲しい思っていました。
今回のブログ展では、ブログ展ならではの作品があると感じていました。
この作品はその中でも、ブログ展ならではのネタとして、最高に面白いと思いました。
なんせどんなに上手く創っても、詰将棋としては酷いものしか出来ませんからね。
欲を言えば、8通り全て詰方の手が違うとなれば良かったのですが、流石に至難でしょうか?

3手詰ネタではあるが、3手詰展は待てども無さそうなんで、ここで使うのは良しでしょう。

尚、僕の作品もブログ展ならではのネタを考えたつもりです。
でも、ネタとしてはショボ過ぎたので、採用取消しにしておいて下さい(笑)。
  1. URL |
  2. 2017/12/28(木) 12:03:29 |
  3. 三輪 勝昭 #-
  4. [ 編集 ]

返信

馬屋原さん、三輪さん
コメントありがとうございます。

馬屋原> 全くもって同感です。
「小綺麗にまとまった類型的な作」の方が世間一般では需要ありなんですが。

三輪> この作品はその中でも、ブログ展ならではのネタとして、最高に面白いと思いました。
三輪> なんせどんなに上手く創っても、詰将棋としては酷いものしか出来ませんからね。
三輪> 欲を言えば、8通り全て詰方の手が違うとなれば良かったのですが、流石に至難でしょうか?
どこに逃げても1手で詰む、というのがかなり難しいです。

三輪> 尚、僕の作品もブログ展ならではのネタを考えたつもりです。
三輪> でも、ネタとしてはショボ過ぎたので、採用取消しにしておいて下さい(笑)。
「新聞紙」は短評に注目です。
  1. URL |
  2. 2017/12/30(土) 08:33:49 |
  3. ほっと #-
  4. [ 編集 ]

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