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詰将棋考察ノート

詰将棋に関する考察あれこれ。

新年の挨拶&年賀詰

謹賀新年
本年も 詰将棋考察ノート をよろしくお願いします。


■2021年 年賀詰 (ほっと 作)
20210101_001.png

今年は初形「21」、21玉。ちなみに61は玉方の成銀です。
手数は50手台。例によって長いだけで面白い手はほぼなし、ラスト3手で乱れあり。



  1. 2021/01/01(金) 00:01:00|
  2. その他
  3. | コメント:0

詰パラ2020年12月号感想

年賀詰創作に苦戦中。果たして間に合うのか?


詰パラ12月号の感想を。

■表紙
表紙作品として初形・手順・難易度ともほぼ理想的な出来。

■短コン
777号ということで7手詰。
ひっそりとツインで入選。出題図を (a)として、(b)も解いてください。
心を揺さぶられる作は数作。限られた駒数ではやはり厳しいか。

■同人室
打ち換え、楽しめる作が多くてとても良かった。

■やさしい大学院
「それほど難しくない」とか書いてあるが、超難解ではないものの、どちらもややこしい。何と現時点でメール解答は僅か4名。

■おもちゃ箱だより
記録作かどうかはおもちゃ箱頼り。
記録狙いというのは創作のモチベーションにはなるが、それに拘り過ぎると、強引さが目立つ作になりがちなのが難しいところ。

■ちえのわ雑文集
作例1は、個人的には不詰と思う。
「-3-4角」は、成ることができなかったのか、それとも不成だったのかが判断できない。このため、玉位置が9段目であることも証明できていない。

■詰将棋の眺め方
4香連打の系譜。
手順として似ていても、構図の取り方、意味付け、後のまとめ方などに作風が現れる。

■結果稿
【小学校】
⑭、これは凄い。

【中学校】
平均点も高めで充実の選題。好みは⑫。

【大学院】
院6「月傾く」は、誤解無解なしの作としては異例の高得点。

【藤井聡太棋聖 戴冠後初の発表】
中合回避の伏線的桂捨て、角限定打、捨てた桂が中合で戻ってくる点、43に角を移動させたことにより生じる歩の移動合、そして貰った桂歩で退路封鎖しての詰上り。
すべての着手応手が一本に繋がった完成度の高さは惚れ惚れする。

改作図は、3・4手目がポイント。原図と比べて更に手順が充実。
変化手順中に収束が見え隠れしているのが気になる、というのは気にし過ぎか?

【藤井聡太棋聖 最年少タイトル獲得記念祝賀詰】
②「ウ」は改めて見ても力が入り過ぎ(苦笑)。もう少し何とかしたかったが。
④「1」は綺麗に出来ていて素晴らしい。

■ほっとのイチ押し!
<コンセプト>詰パラのその月の出題作の中で「これは是非解くべき」と感じた作を1作選ぶというもの。
解答競争の関係もあり、原則として詰棋校の出題作は対象としない。また、放っておいても高評価になるであろう作や、難解過ぎる作も対象としない。
今月はこの作。
◇創棋会作品展① 野曽原直之氏作
これはまさかの、1枚の駒による「移り気eyes」!

年内の更新はこれが最後。皆さま良いお年を。


  1. 2020/12/31(木) 02:00:00|
  2. 詰パラ感想
  3. | コメント:4

詰パラ2020年11月号感想

裏短コン、今年はkisyくんのnoteで出題中。
私も参加しているので是非解答を!
詳しくは出題記事で。



さて、詰パラ11月号の感想。

■表紙
作意は明快だが、2手目の変化処理などはさすが。

■詰将棋学校
どこも充実の選題。なお実際に解けているのは一部のみ・・・。
大学院は「史上初」に反響多数?
ちなみにどちらも特定条件での最長手数を更新してもいるが、「史上初」は手数のことではないので念のため。

■詰将棋の眺め方
古典の名作とその短編化について。
単に収束を短く切り詰めるだけでは新作にはならず、付加価値をつけるべし。
言うは易く行うは難し、なのだが。

■将棋パズル雑談
前回の(55)はやられた。
今月は(58)が難しい。他の2作もやや難しめ。しかしどれも面白いのでぜひ解答を。

■結果稿
【中学校】
⑩の持駒は「香香香香」が正しい。
香が一枚足りなくて不詰、というのは某偽造色紙事件を思い出す。

【短大】
⑩には驚き。こんなことができるとは。

【大学】
構想作3作。とても良かった。

【デパート】
5作とも主張があり面白かった。

■ほっとのイチ押し!
<コンセプト>詰パラのその月の出題作の中で「これは是非解くべき」と感じた作を1作選ぶというもの。
解答競争の関係もあり、原則として詰棋校の出題作は対象としない。また、放っておいても高評価になるであろう作や、難解過ぎる作も対象としない。
今月はこの作。
◇たま研作品展④ 青木裕一氏作
ダブルをダブルで。課題にふさわしい作。




  1. 2020/11/30(月) 23:00:00|
  2. 詰パラ感想
  3. | コメント:0

詰パラ2020年10月号感想

短コン用の7手は投函した。さて裏短コンはどうしよう。


詰パラ2020年10月号の感想。

■表紙
初形ダブル条件。5手目が見えにくくて苦労。

■詰将棋学校
【大学】
看寿賞作家で揃える、というのは意外と大変そう、と思ったら7月もそうだったようだ。
大学院では何度もやっているが、まあ2作だし。

■2020年上半期 半期賞
受賞作は意外な選出が多かった?
各校とも受賞作以外にも面白い作が多く、選考には悩まれたことだろう。

■アマ連杯握り詰 特別編
解答付き出題で入選がカウントされるのは珍しい。

■ちえのわ雑文集
青い鳥2020、内容も豊富で本当にお薦め。

■詰将棋の眺め方
作品も解説も重厚。

■結果稿
【小学校】
濃い作が複数あり面白かった。

【短期大学】
「ヤマジック」、機会があれば使わせてもらおう。

【大学】
素晴らしい3作。駒繰りの面白さが三者三様で味わえる。

【大学院】
ちなみに院1の参考図。
・趣向手順が似ている作: 詰将棋おもちゃ箱 2020.07 本間晨一 くるくる展示室 No.411
・詰上りが左右対称の作: 詰パラ 2000.05 相馬康幸 「曼荼羅」

【有吉弘敏 入選100回記念】
2作とも難しくて自力では解けず。
作品集、期待せずにはいられない。

【詰備会作品展】
4作とも明確な主張があり印象的。高得点がうらやましい。

【『新型コロナ』退散祈念】
よくぞ完成させた、と言うしかない。凄い条件。

【デパート】
7月も面白かった。尖った作も発表できるのが良いところ。

■ほっとのイチ押し!
<コンセプト>詰パラのその月の出題作の中で「これは是非解くべき」と感じた作を1作選ぶというもの。
解答競争の関係もあり、原則として詰棋校の出題作は対象としない。また、放っておいても高評価になるであろう作や、難解過ぎる作も対象としない。
今月は迷った末にこれ。
◇デパート⑤ 須藤大輔氏作
地味だがこの趣向は見たことがない気がする。暗算で解ける易しさもGOOD。



  1. 2020/10/31(土) 19:00:00|
  2. 詰パラ感想
  3. | コメント:0

詰パラ2020年9月号感想

本来なら全国大会参加記を書いているはずだったが。


詰パラ2020年9月号の感想。

■表紙
既視感はあるが、何度見ても気持ちがいい。

■詰将棋学校
全体的に、作者の持ち味が色濃く出た作が多いという印象。
駒数が少なくても難易度は…?

■藤井聡太棋聖 最年少タイトル獲得記念祝賀詰
軽めの内容が多い中、飛び抜けて難しいのが第2問。

■詰将棋の眺め方
「長谷川哲久氏の世界」。どれも40年前の作とは思えないほど現代的な感覚。
赤羽・小林よりも前に、こんな作品群が発表されていたとは。

■ちえのわ雑文集
『中編名作選Ⅱ』、何故か ほっと の作も収録されているので探してみてください。

なお5作分の選題と解説も担当。5作とも構想作縛りで選んでしまったために、アレとかアレとかを選び損ねた。
私が選ばなくても誰かが選ぶだろうと高を括っていたら、結構漏れていてショック。

■結果稿
【詰将棋順位戦】
担当者名の字のサイズが小さいような(どうでもいい)。
A級③の余詰は残念だったが、上位作は充実した手順で流石。
変長作の扱いは事前に明記しておく方がよさそうだ。

【同人室】
できれば、解けた瞬間に「なるほど、流石!」と思わせる作をたくさん見たい。

【やさしい大学院】
やさ院3はまさかの3点満点。実は普段評価辛めの某氏が無評価だったのが大きい。
繰り返し趣向の意味付けが純粋でない(「持歩を増やすため」「49角を可能にするため」の二重の意味がある)のは気になるのだが、菅野氏はそういった理屈っぽいことよりも、スムーズな駒繰り自体を重視しているようだ。
この大らかさが氏の持ち味となっているのだろう。

【創棋会作品展】
「駒の軌跡」はやさ院とこっそりコラボ。
どれも面白い作だった。
ちなみに②の35銀の軌跡はルントラウフではなくスイッチバック。

【デパート】
どれもデパートらしい好作。

■ほっとのイチ押し!
<コンセプト>詰パラのその月の出題作の中で「これは是非解くべき」と感じた作を1作選ぶというもの。
解答競争の関係もあり、原則として詰棋校の出題作は対象としない。また、放っておいても高評価になるであろう作や、難解過ぎる作も対象としない。
今月はもちろんこれ。
◇藤井聡太二冠 作
暗算だと12手目をうっかりしやすいかも。



  1. 2020/09/29(火) 23:00:00|
  2. 詰パラ感想
  3. | コメント:0
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詰将棋作家/詰パラ大学院担当/看寿賞選考委員。

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