またまたWeb Fairy Paradiseについて。
WFP108号(PDF)第91回WFP作品展の91-9、91-10 の結果発表が掲載。
解答者全員正解で、狙いもちゃんと伝わっていると思われるため、個人的には理想的な結果。
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さて、そろそろ看寿賞の発表もありそうだが、遅ればせながら詰パラ6月号の感想を。
■詰将棋順位戦駒数が多くなっても手順の良さを追求するか、それとも手順の良さを少し妥協して駒数を減らすか。
詰将棋を作ったことがあれば、誰しもどちらを最終図とするかで迷った経験があるだろう。
順位戦は駒数制限が無く、前者を選ぶのが正解のようだ。
手順に全振りした作が多く、どれもなかなか手強い。
■同人室この課題は、解き易さを追求して解答増を狙っているのかもしれないが、うーむ。
少なくとも、同人作家として発表に値する作かどうかを、作者自身がしっかりと判断してほしい。
■詰工房作品展、創棋会作品展約1作、これは打歩詰に関係する手筋ではないだろという作があるが、どれも面白い。
■門脇芳雄賞全国大会で表彰があるが……来てくれるのだろうか。
■七條賞12年連続で満点、15年連続で1位とは……。
それ以外のお二方も満点おめでとうございます。
■ちえのわ雑文集暗算だったとは。それでこの結果は流石。
■全国大会案内多数の参加をお待ちしています。
■解答選手権初級戦・一般戦報告やっぱり鬼門は初級戦の⑤、一般戦の③⑥か。
■短編名作選密かに選者として参加しております。これは買う一手ですよ。
それで、お値段は?
■結果稿学校や作品展にも興味深い作は多かったが、今月はたま研作品展とデパート。
■第6回 ほっとのイチ押し!<コンセプト>詰パラのその月の出題作の中で「これは是非解くべき」と感じた作を1作選ぶというもの。
解答競争の関係もあり、原則として詰棋校の出題作は対象としない。また、放っておいても高評価になるであろう作や、難解過ぎる作も対象としない。
今月は迷ったが、これ。
◇詰工房作品展① 今村修氏作復活は素直に嬉しい。作風も以前と変わっていないようだ。
本作に関しても、超絶技巧のはずの内容をわかりやすくユーモラスに表現。
配置に関しては、攻方33香を置いておくべきと思うが。
〆
- 2017/06/25(日) 20:00:00|
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