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詰将棋考察ノート

詰将棋に関する考察あれこれ。

詰パラ2019年9月号感想

裏短コンは某氏に開催を引き受けていただきました! お楽しみに。


詰パラ2019年9月号の感想です。

■表紙
これを6×6以内と呼ぶのは非常に抵抗がある。
それから、63桂と74桂は先手63歩の1枚で代用できるとか右に3路寄せれば香が省けるとかいうツッコミは野暮?

■詰将棋学校
【小学校】
小12が面白い。しかし狙いについて注記しておいてほしかった。

その他、全体的に、作者の持ち味が色濃く出た作が多いという印象。

■第35回詰将棋全国大会レポート
今月のメインはこれでしょう。写真をたくさん使用しつつ、うまく仕上げるものだと感心。
そう言えば参加記を書きそびれた。

■ちえのわ雑文集
担当のすゝめ、うまくまとまっている。人材不足なので、書き手は貴重。
ちなみに担当になると、詰パラバックナンバーを電子データで閲覧できる。

■第30回社団戦参加記~2日目編~
持ち時間が短縮、ということは終盤の強さが生きるのかな?

■透明駒10周年記念 創作コンクール
読者サロンの次のページにひっそりと作品募集記事が。
せっかくなので投稿した。

■結果稿
【詰将棋順位戦】
担当者名の字のサイズが小さいような(どうでもいい)。
有力と見ていた作は軒並み上位に。
上位作は充実した手順を実現しつつも、初形もそれほど無理を感じさせないのは流石。
B級では点数同点で順位差による頭ハネが発生。これぞまさに順位戦である。

【同人室】
何をもって構想作と呼ぶかは難しいところだが、上位作はとても良かった。

【臨時大学】
こういったコーナーで解答が少なめになるのは仕方なし? 何とかしたいところだが。

【創棋会作品展】
課題「局面の対比」にふさわしい作が揃っていた。
②の2手目同龍は15金以下、が正しいかな。

■ほっとのイチ押し!
<コンセプト>詰パラのその月の出題作の中で「これは是非解くべき」と感じた作を1作選ぶというもの。
解答競争の関係もあり、原則として詰棋校の出題作は対象としない。また、放っておいても高評価になるであろう作や、難解過ぎる作も対象としない。
今月はこの作。
◇デパート④ 大崎壮太郎氏作
ちょっと難解すぎるが、興味深い構想。



  1. 2019/09/30(月) 00:10:00|
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詰将棋作家/詰パラ大学院担当/看寿賞選考委員。

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