思えば過去2年の年末年始は裏短コンの解説記事をほぼ毎日アップするという、無茶なことをやっていた。
詰パラ12月号の感想を。
■表紙表紙作品として初形・手順・難易度ともほぼ理想的な出来。
来年は毎月このくらいのレベルだといいなあ。
■短コンひっそりと入選。参加することに意義がある。
相変わらず合駒を動かす作が多い。それらを含め、心を揺さぶられる作も数作。
■同人室作者当ては意外と難しそう。
■やさしい大学院やさ院1、やさ院2はどちらも軽趣向。
やさ院3は、初形曲詰『レイワ』。
詰将棋劇場カタカナ3文字以上の初形曲詰(もちろん全ての配置駒が必要駒である、という条件付き)はほとんど作例が無く、なかなかインパクトがある。
■創棋会作品展配置はかなり無理しているが、どれもなかなか。
■kisy一族オフ会作品展面子が濃いです。
■透明駒10周年記念創作コンクール作品展検討者によると、⑩は飛び抜けて難しい、とのこと。ノーヒントで解ける人がいるのだろうか。
■ちえのわ雑文集図3は不成と成で全然別の詰め方になっているので、どちらを作意に設定していたとしても余詰扱いになりそう。
■名局ライブラリー三島桂太は新人ではなく某有名作家のペンネーム。本名は
現代詰将棋短編名作選などで確認できる。
ところでいつまで在庫切れなのだろうか。
■第30回社団戦参加記~最終日編~改めて、昇級おめでとうございます。どんどん気軽に参加できないレベルになっているような。
■結果稿【中学校】【高校】
平均点も高めで充実の選題。高⑭の余詰は残念。
【大学院】
院6「ガイア」は改めて見直すと相当凄いことをしている。高得点も納得。
【アマ連杯握り詰】
19手までという手数制限ありでもこれだけのことができる。来年はどうなるか楽しみ。
■ほっとのイチ押し!<コンセプト>詰パラのその月の出題作の中で「これは是非解くべき」と感じた作を1作選ぶというもの。
解答競争の関係もあり、原則として詰棋校の出題作は対象としない。また、放っておいても高評価になるであろう作や、難解過ぎる作も対象としない。
今月はこの作。
◇創棋会作品展③ 大崎壮太郎氏作虚々実々の攻防が楽しめる。
年内の更新はこれが最後。皆さま良いお年を。
〆
- 2019/12/30(月) 00:01:00|
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