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詰将棋考察ノート

詰将棋に関する考察あれこれ。

詰パラ2020年11月号感想

裏短コン、今年はkisyくんのnoteで出題中。
私も参加しているので是非解答を!
詳しくは出題記事で。



さて、詰パラ11月号の感想。

■表紙
作意は明快だが、2手目の変化処理などはさすが。

■詰将棋学校
どこも充実の選題。なお実際に解けているのは一部のみ・・・。
大学院は「史上初」に反響多数?
ちなみにどちらも特定条件での最長手数を更新してもいるが、「史上初」は手数のことではないので念のため。

■詰将棋の眺め方
古典の名作とその短編化について。
単に収束を短く切り詰めるだけでは新作にはならず、付加価値をつけるべし。
言うは易く行うは難し、なのだが。

■将棋パズル雑談
前回の(55)はやられた。
今月は(58)が難しい。他の2作もやや難しめ。しかしどれも面白いのでぜひ解答を。

■結果稿
【中学校】
⑩の持駒は「香香香香」が正しい。
香が一枚足りなくて不詰、というのは某偽造色紙事件を思い出す。

【短大】
⑩には驚き。こんなことができるとは。

【大学】
構想作3作。とても良かった。

【デパート】
5作とも主張があり面白かった。

■ほっとのイチ押し!
<コンセプト>詰パラのその月の出題作の中で「これは是非解くべき」と感じた作を1作選ぶというもの。
解答競争の関係もあり、原則として詰棋校の出題作は対象としない。また、放っておいても高評価になるであろう作や、難解過ぎる作も対象としない。
今月はこの作。
◇たま研作品展④ 青木裕一氏作
ダブルをダブルで。課題にふさわしい作。




  1. 2020/11/30(月) 23:00:00|
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詰将棋作家/詰パラ大学院担当/看寿賞選考委員。

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