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詰将棋考察ノート

詰将棋に関する考察あれこれ。

詰パラ2021年4月号感想

今年も詰将棋解答選手権の初級戦・一般戦に参加。どちらも全題正解で安堵。
一般戦はかなり難しかった。


詰パラ2021年4月号の感想。

■表紙
紛れに嵌って苦戦。解けた後で手順を見返すと確かに軽快だが。

■詰将棋学校
どこもいつも以上にレベルが高い! 結果稿が楽しみ。

■2019年下期半期賞
選出作は大体納得。受賞者はおめでとうございます。
下半期の各校全題正解された方もおめでとうございます。
上半期に続き、大学院は難易度が高かった印象。しかし大学院よりも全題正解者が少ない大学って一体。

■詰将棋の眺め方
塩見一族の開き王手作品17作の紹介。
懐かしい作もあって楽しめた。
作品集を出してほしい作家の1人。

■ちえのわ雑文集
ジェイムズ・ティプトリー・Jr.の短編SF小説「たったひとつの冴えたやりかた」は有名だが、こんなところで目にするとは思わなかった。
2作とも中合のペレ+シフマンを連続で行うのは印象的。評価は夜神ココverの方が高そう。

■結果稿
1月だけあって解答者が多かった。
そしてどこも面白い作があり、充実の内容となっているのはさすが。

【小学校】
小5、何となく手順に見覚えがあったため探したところ、こんな作が。
詰パラ1992.9 松田圭市
20210430_1.png

【大学院】
わかりやすくなるかと思い、途中図に矢印を入れてみたが、反応は皆無…。

【短期段位認定特別出題】
面白い作が多かったようだ。解いておけばよかったか。

【馬屋原剛 入選100回記念】
どれもややマニアックな狙いが楽しめる。

【デパート】
どれも好作。⑤は大学院に欲しかった。

■ほっとのイチ押し!
<コンセプト>詰パラのその月の出題作の中で「これは是非解くべき」と感じた作を1作選ぶというもの。
解答競争の関係もあり、原則として詰棋校の出題作は対象としない。また、放っておいても高評価になるであろう作や、難解過ぎる作も対象としない。
今月はこの作。
◇九州G作品展① 酒井博久氏作
最近、このくらいが好み。



  1. 2021/04/30(金) 23:30:00|
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詰将棋作家/詰パラ大学院担当/看寿賞選考委員。

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